私達は自然のサイクルからずれて生きると、人間関係が壊れたり、仕事がうまくいかなかったり、病気になったり、お金がなくなったりします。
自然と共生するということは、自分の身体や心に合わせて生きるということと繋がります。
例えば、 食欲の秋とも言われていて、秋になると食欲が増してきます。
これは秋になると気温が下がってくるために、あまり汗をかかなくなり、皮膚が収縮します。
すると、私達の体はトイレに行く回数を増やして調整します。
私達の腎臓は、過剰に働くようになり弱ってきます。
細かいことはたくさんありますが、腎臓が弱ると食欲が増してきます。
ですから、体力があるから食べたくなるのではなく、腎臓が弱ることから食欲が出てくるといわれています。
各臓器は季節ごとに、弱くなったり、デトックスするようになっています。
食べ物も同じです。
季節のものを、季節に合わせて、その土地で取れたものを食べるということが大切になります。
すべては繋がっています。
五感を磨くことは自分がどうしたら満たされるか知ることに繋がります。
鈍い人は、自分がどうしたいのかわかりません。
味覚の鋭い人は、化学調味料を口にいれるとすぐにわかります。
でも、鈍い人はわかりません。
体が求めるものを知ることは大切なことなのに、感覚が鈍っているから、食べてしまい、自分の身体の声を聴くことができなくなるのです。
自然と五感というのは非常に密接な関係があります。
感覚が鋭くなってくると、自然と共生することを無意識にできるようになってきます。 そして心も体も緩み楽に生きることができるのです。
五感を磨き、自分を知るためには自分の心と対話すること
自分の身体を感じることから始めます。
特にメディテーションをすることで、私達は集中力、洞察力、観察力、直観力、忍耐力、記憶力、そして何より五感が磨かれていくのです。
この秋からぜひ、メディテーション生活の中に取り入れてみてはいかがでしょう。
自然のサイクルに合わせるためにはまず自分の心と対話することからはじめることが大切なのではないでしょうか。