今日はやさしい地球プロジェクトのイベント裏高尾散策ツアーでした。
シンボリックトレーナーの秋元真理子さんの企画です。
この素晴らしい自然の中で大人も子どもたちも五感を磨きながら、自然を体感してもらうという内容です。
みんなで焚き火をしたり
談笑したり
裏高尾を探索したり
そして、虎十の会の坂田さんから高尾山の自然の話を沢山教えていただきました。
感覚が鈍っている人が沢山いるそうです。
このツリーハウスでは、自然の中で素晴らしい場所なのですが、高尾山のトンネル工事で山の湧き水がなくなりつつあるそうです。
そして、国土省の方にこの山の水がなくなることは、大変なことだからトンネル工事について考えて欲しいと話をしたところ、残念な答えが返ってきたそうです。
「山の水がなくても、修験道の滝の水がなくても、水道の水があるから大丈夫」
ツリーハウスから高速道路が見えると景観が悪くなるからやめてほしいと伝えたら
「景観が悪くても、写真や絵をそこにおけば大丈夫」
こんな答えが来たそうです。
坂田さんは
「悪意があってそう答えるならその方がいいと思う。
それは、悪意は本当はそれはいけないことだとわかっているからね。
だけど、本当にそう思っていることが怖いことなんだと思う。自然がなくなることに対して、わからないということは、感覚が鈍っているから怖いことなんですよね」
そう話していました。
感覚が鈍ってしまう。
五感を使うことがなくなる。
頭だけで考える。
自分が感じることを忘れてしまい、本当に大切なことが置き去りにされているとかんじます。
今日は高尾山は2万人もの人がこられたそうです。
でも、この裏高尾には人があまりきません。
だから本当に静かで穏やかで素晴らしい自然を感じます。
自然の素晴らしさを感じたいと多くの人がくる高尾山。
それは、私達の本能であり、自然を求めているからではないでしょうか。
いろんなことを感じた一日でした。
お会いできた皆様ありがとうございました。
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