自分の身体と会話していくと、私達は身体の声をいかに無視して生きているのかを感じます。
シンボリックメソッドの触覚のトレーニングの中で身体の声を聴くというのがあります。
自分の身体を感じてみることを中心にトレーニングします。
身体はあなたの生活パターン、思考の癖、性格などを教えてくれます。
ある人はこのトレーニング中に自分の背中が固いことに気づきました。
そして、そこから出た答えは、意外なものでした。
「会社で仕事をしているときに周りの人の目を気にしていて、仕事をキチンとしていないと注意される」
と思い込んでいたのです。
潜在意識の中の価値観に
「仕事中、やりたくないことがあるとそれを人に知られたら注意されるから、知られないようにするために背中がかたくなる」
そんな答えがでたのです。
そして、どうしたら身体をいたわることができるのかと質問しました。
「やりたくない気持ちになったときには、素直に周りにできない部分を助けてもらうよう言葉にする」
という内容がでてきました。
このことを仕事中に意識して周りに伝えるようになると、毎週マッサージにいってたのが、いかなくてもよくなったそうです。
身体と心は密接に関係しているので、身体の声を聞くことはとても大切なことなのです。
自分で自分の身体の声を聞くことができるようになると、自分の身体のケアも何が適しているかわかるようになります。
身体と心の声を大切にしていきたいですね。
