自分の中を見つめていくという話をすると、瞑想をする、特別な能力が必要だと思っている方は多いと思います。
私は普段の生活の中にこそ、自分を知る方法はあると思っています。
たとえば、数学を勉強するということでさえも、自分の内面をしっかりと見つめて、自分を知らなければ、成績はあがらないし、内容を理解することはできないと思うのです。
勉強をするときに、まず最初に、自分が何がわからないか、どうして理解できないのか、どうすれば理解できるのか、ということを考えるのではないでしょうか。
これは、自分がどういうことを知っているのか、何が苦手なのか、なぜできないのか、というように、自分分析になります。
それができなければ、勉強しているとはいえないのではないでしょうか。
普段の生活の中で、自分を見つめていき、自分を振り返り、内観していくことができる人は、問題を解決する能力があります。
勉強も同じだと思うのです。
解けない問題があれば、何がわからないのか、どうして理解できなかったのか、その部分がわかっている人は、成績があがり、勉強ができたけど、社会で通用しない人間ではなく、勉強を通して自己理解を深め、どんな問題も解決できるように、現実的な対応ができるようになるのだと思うのです。
料理にしても同じです。
なぜ、あの店で食べた味と同じものができないのか、何が足りないのか、どうすればあの味に近づくのか、自分を振り返ると思うのです。
現実の生活の中で、日々自分の中に問いかけ、自分を知ることは、とても大切なことです。
シンボリックセラピーは、自分の中にあるものを見つめて、探していくものです。
そして、それを読み取りか解読するものです。
あなたの中にある、記憶を取り出し、シンボルとして出てきたものを自分の言葉にして、自分の疑問や、問題の解決法を探していきます。
それが習慣化されたときに、どのような問題でも、答えは自分の中にあると気づくことでしょう。