こんな質問をいただきました。(過去記事再掲載)
ブログでの間接的なやり取りも含めてですが、
セッションを高めの金額設定にすることで、自分の価値そのものを高く買ってもらうことに繋がると言う方
逆に利益は二の次で奉仕重視で良心的な金額設定にされている方
全員が全員ではありませんが両者に大きな違いがあることに気づきました。
高めの設定をされている方は、自分を安売りしてはいけない。
相手の言うままに何でも引き受けることは、自分のエネルギーの枯渇にもつながる。
線引きが必要。
良い人になる必要はない。
プライドを持つことが必要、というのに対し、良心的な金額設定をされている方は、
奉仕の精神で事に当たりなさい
嫌々するのではなく喜んでさせていただいてる
嫌なことを言われたらカルマを1つ解消したと思いなさい
とにかく喜んで引き受けなさい
と全く違う見解になります。
どちらの言い分も分かるのですが、私の少ない経験で言えるのは、自己を犠牲にしてまで人に尽くすこと、相手の言うまま、思うままに従うことが、最善の結果を生むことではないと思いました。
ただ周囲との調和や相手の気分を害さない為にはそれもある程度必要なのかな?と。
なかなかこのへんの線引きや軸が定まっておらず、いつもブレます。
かと言って自分は商品であり安売りはしないというプライドを自分のなかに決め込むと外の世界で決まって、弊害が起きてしまいます。
用は人から舐められている証拠だとも思うのですが稚拙で分かりにくいかとは思いますが理解していただけましたでしょうか?
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この件について、私の考えを聞きたいというメールをいただきました。
セッション料金に関しては、私はそれぞれのセラピストさんがどうしたいのかで良いと思います。
そして、高いから自分の価値そのものを高く買ってもらうことに繋がる、安いから奉仕の精神でつくしなさいということでもないと思っています。
それは、そのセラピストさんの考えで、その言葉が自分の中に残ったのであれば、それは自分に対する潜在意識からのメッセージだと思うのです。
自己を犠牲にしてまで人に尽くすこと、相手の言うまま、思うままに従うことが、最善の結果を生むことではないと思いました。
こう書かれていたように、この両者のセラピストさん達から学んだ答えを見つけていると思います。
料金の問題は関係なく、あなたが自己を犠牲にして人に尽くす必要はなく、自分がどうしたいのかを一番に考え、それが不安や恐怖から逃げるためではなく、あなたの心の奥からわきあがった答えのままに進むのがいいということだと思うのです。
自分が満たされた後、他人に奉仕する。
犠牲でなく、奉仕をするためには、自分の強さ、パワーが十分な状態にならなけれは、逆に自分を責めてしまいます。
そして、奉仕した相手に不満を持ち、相手をせめて、自分が、我慢しているとつらくなってくるのです。
だから、人に奉仕しましょうというのは、自分が自分らしい状態で、穏やかな心の状態をつくったあとではないかと思うのです。
例えば、料理を作るときに、下ごしらえをしてから作ったほうがおいしいのと同じように、自分が十分な心の状態になってから、人に奉仕をしたほうが、結果的には、お互いにプラスになるというようなことです。
また、参考までに、セラピストのセッション料金について、今、思いついたものだけを書いてみました。
これ以外にもあると思いますが、参考にしてください。
安い料金の場合
1、ビジネスとしてセラピストの仕事をしている方で、誰でも気軽に間口を広げると考えるのであれば、安い料金で数をこなすと考える
2、セッションは入り口で、自分が教える講座に動員するため、講師の仕事で研究するため、安くする
3、他に食べていける仕事がある、お金には困らないという方は、無料でボランティアとして占いや、ヒーリング、セラピーをしていく
4、自分の今のセッションの力がまだまだだと思うので、それまでは安い料金で、実力をつけようと考えてる
5.霊的なことにはお金を受け取ることはいけないため、自分の生活が大変でも人のために、奉仕する
高い料金の場合
1、体力的にかなり疲れてしまうため、一日一人か二人しかみることができない、そのため経費を考えて、高い料金に設定する
2、自分にそれだけの価値があると思っているので、自分に見合う料金にしている。
それで納得してくれる人だけに来てほしい場合
3、生徒をたくさん抱えているため、生徒のセッション料金より、安くすると、生徒にお客がこなくなるため、高くする場合。
4、特殊なパワーを使うのと、場所代金、その他経費が高いため、セッション料金を高く設定する場合
5、セッションの時間だけで終わると思っているのがお客様ですが、申し込みの前と後に霊的なエネルギーの処理をするため、一つのセッションに一か月近くかかる場合など
というように、人それぞれ設定する意味が変わってきます。
高いから良い、安いから悪いではなく、お客様が、その人からどうしても見てもらいたいと思った場合、料金関係なく、セッションを受けに行くと思います。
私はどの料金設定でも、いいと思っています。
自分がどの料金にしたいのか、それでいいのではないかと思います。
どんな人を集客したいかを考えて、料金設定を考える方法もあるでしょう。
それも、ひとつの方法だと思います。