あなたの潜在意識には、あなたが生まれたときからの情報が入っています。
その情報にしたがって、私たちは、選択し、行動しています。
どんな情報がはいっているのか、それは、人それぞれ違います。
生まれ育った環境、好み、性格、育ってきた場所、すべて、一人ひとり違います。
すると、価値観、思考経路も違うということになります。
たとえば、子供のころから朝ご飯は、パンと決めていました。
結婚して、夫が、白いご飯とみそ汁で育ったとします。
夫「僕は、朝は、白いご飯とみそ汁がないとだめなんたよ。パンは好きではないんだ。」
妻「私は子供のころから朝食は、パンがよかったのよ。やっぱり朝ご飯は、パンとコーヒーとサラダよ。」
夫「パンだと、食べた気がしないから、ご飯にしてほしい。」
妻「朝に御飯だと時間がかかるし、それにやっぱり、朝ご飯は、軽くパンで済ませたほうが体にもいいのよ。」
夫「・・・・・・・」
どちらも、正しいのです。
どちらも間違っていません。
子供のころからの習慣でそういうものだと潜在意識の中には、情報が入っています。
まず、そこを理解しましょう。
答えはすべて正しいのです。
でも、正しいものを追うと、誰かが嫌な気分になることがあります。
それより、どちらを選択したら、妻も夫も、幸せな気持ちになるか、考えてみましょう。
夫「僕は、朝は、白いご飯とみそ汁だったんだ。だから、パンとコーヒーとサラダだと、おなかがあまりいっぱいにならないから、ご飯にしてもらえるとうれしいな。でもパンも美味しいよ。」
妻「そうだったんだ。私はずっと朝は、パンだったから、当たり前だったけど、あなたはおなかがすくのね。
それなら、ご飯にしようか?」
夫「今までは、ずっとご飯とみそ汁だったから、ごめんね。少しボリューム出してくれると、うれしいよ。」
妻「わかったわ、じゃあ、いろいろと考えてみる。」
夫「結婚して、朝ごはんにコーヒーとパンもなかなかいいなと思ったよ。いつも気にかけてくれてありがとう。」
こんな風に会話が進行していけば、正しい答えではなく、二人とも、お互いを認め合い、受け入れて、パンでも、ご飯でもどっちでもよくなるのです。
価値観が違うということ、そこから、いかに相手をおもいやれるか、受け入れるかを学ぶためのものだとしたら
どうでしょう。
違う価値観を持っている人を受け入れ、その人と一緒にいたいなら、どうすれば、お互いが幸せな気もちでいられるか、どうすれば、おたがいが成長できるかの、学び合いなのです。
好きな相手ほど、価値観が違うかもしれません。
それでも、自分の正しさを前に出すのではなく、どうすれば、お互いに幸せな気持ちになれるか、そこに焦点を当てて行動することが大切なのではないでしょうか。