何かを期待していたのに、結果が違っていたらがっかりすることがあると思います。
がっかりするというのは自分のことだけを考えて周りのことを考えず、独りよがりだからだとおもうのです。
たとえば、来週になったらあってくれだろうと思っていた人がいて、今まではこうだったから大丈夫だろうと勝手に自分で予測して、相手に話も聞かず、思いこんでいたらあってもらえなかった。いつもお小遣いをくれるから今度会った時もくれるだろうと思っていた。約束していなかったことや決めていなかったことを過去の経験から決めつけているときは期待を裏切られることが多いのではないかと思います。
そのときにがっかりして落ち込むより、自分が期待していたことは、過去に同じような体験をしたから、次回も同じだろうと決めつけていた自分の思い込みが原因だったと気づく必要があります。
その場合は直観を使っているわけではなく、あくまでも思い込みになるので、思い込みと直感の違いを理解することが大切です。
この違いを理解することができないために、人は自分のことが分からなくなることがあります。
シンボリックセラピーのメソッドの中にはこの思い込みと自分の心からの望みの違いを理解するといトレーニングを取り入れています。
思い込みの場合はひとりで勝手に決め付けないということが大切です。
自分の本当の望んでいることを情報として理解するには、自分のことを知る必要があるのです。
自分の願望と思いこみ、欲望の違いを理解した時、何を選択したらよいか、どのように行動したらよいか生きるのが楽のなるのではないかと思います。