<2021/10/04 mon ☀>
娘ちゃん、今日から登校開始。
過去4回の自主休校も、登校開始してしまえば市内の感染者が増えてきても学校に感染者が出ない限りは学期終わりまで粘って登校していたので、今学期も最後まで登校できることを願う。
市内の感染者数も9月中頃には0人の日がほとんどになってきて、隠れ感染はいるかもだけどそれについてはどうしようもないので、自衛して乗り越えていくしかない。
登校開始にあたり、改めていくつかの特記事項を先生に伝えた。
登校班は使わずに、みんなより少し遅れて登校する。
8時10分くらいまで家にいるので、学校関係者に感染者が出た場合は連絡をもらえれば登校を見合わせる。
下校はみんなと同じでOK。
体育はできることだけ参加・見学・保健室で休息のいずれかを都度本人申告で対応。
引きこもり生活で体力も落ちてるので、本人にも自分で決めて先生に伝えるよう言ってある。
感染者も減りワクチン接種も進んでいるが、この子達の年代にワクチンは関係なく、むしろ周囲が油断する分危険度は増しているため、これまで通りの感染対策をお願いしたい。
…この辺のことを連絡帳に書いた。
体育については、娘ちゃんの能力と運動制限の可能な範囲で参加したとしても成績が付くレベルには届かず、見学してても保健室待機でも変わりはないので、休息優先で良いことにしてる。
基本的に学校に行きたくない娘ちゃんは、先週からずっとぶつくさ言っていたけど、土曜日には「行きたくないのは変わらないけど、現実は見ることにした」と言って自ら登校の準備を始めた。
成長したわね。
とはいえ「行きたくない。行きたくない」とぶつぶつ言うのは変わらず。
うちの子はこれがデフォルト。
登校班は使わないので毎朝送っていくわけだけど、今日は荷物がとにかく重かったので付き添い登校で正解。
タブレットが増えて荷物が重くなったことで国語と算数以外は基本的に置き勉になったけど、リモート授業で使うため全部取りに行って全部持ち帰ってきていたので全部持っていく。
国算は毎日あるし、それ以外の教科も全部置き勉されてるから、予告なしの急な時間割変更が結構頻繁にあるのよね。
体育着に給食着、お道具バッグに音楽バッグ、ランドセルは教科書とタブレットでパンパンで、ダメ押しの水筒。
手荷物は全部私が持ったけど、ランドセルの重さで娘ちゃんはフラフラで、この子中学校大丈夫かしら?と心配になる。
中学校の荷物は10kg以上あるからな。
徒歩3分の道のりを「行きたくない」と言うよりも「重い。重すぎる」とぶつぶつ言いながら登校。
いってらっしゃい。
学校の最寄りの西門を入ってすぐに大きな金木犀の木がある。
理科の授業で、学校の敷地内の木から一本を選んで一年間観察するというのがあって、最初に木を選ぶときも自主休校していたから、休んでいても家から観に行きやすい西門すぐの金木犀を選んだ。
9月の中頃に置き勉を取りに学校に行ったときが満開で、登校できる日まで花が残っててくれるかを娘ちゃんは心配していた。
今日娘ちゃんを見送ってから思い出してその木を見上げると、まだオレンジ色の花が残ってた。
ピーク時よりも香りが弱いから気付かなかったよ。
間に合って良かった。
花の時期を逃したら、一年間大した変化はないものね。
私は子供がずっと家にいることが苦ではないタイプなので、登校開始が嬉しいけど寂しい。
秋晴れの気持ちのいい晴天だけど、残暑が厳しいのでもしかしたら早退連絡が来るかもしれなくて、ちょっと心配。
とはいえ、全方位から身体を気遣われている娘ちゃんは、学校で無茶や無理をすることがないので、早退することはほとんどない。
入学してから1回くらいしか記憶にない。
むしろ息子の方がよっぽど早退したり疲れて頭痛で欠席したりしてる。
一病息災。
今日も早退することなく、そこそこくたびれて帰宅。
でも楽しかったんだろう。
「行きたくない」姿勢を貫いてるため「楽しかった」とは決して言わないが、シャワーを浴びながらたくさん報告をしてくれた。
実は今隣の席が好きな男の子なので、やっとその席に登校できて嬉しいという話も聞けた。
娘ちゃんは好きな子に対してデレなのかツンなのか普通なのかどうなのか聞いたら、本人的には普通のつもりだそうな。
シャワーして梅ジュース飲んでおやつ食べて髪を乾かしたら、自ら夕寝。
1時間半くらい寝てから宿題。
リモート授業を受けてたし、テストも可能なものはタブレットで受けていたから授業の遅れはないけど、プリント類は山程たまっていた。
明日は緊急事態宣言中は中止になっていたクラブ活動にタイムロスなく参加できるので、「学校疲れる。しんどい」と言いながらも心なしウキウキと明日の準備をしてる。
すぐに第6波が来るという噂もあるし、通えるうちは通わせてあげたい。
できる限り長く平和に普通に学校に行ける当たり前の日々が続きますように。