とにかくものすごいエネルギーでした。

 

 生まれ変わったカーサ。

 

 6次元にアセンションした新生カーサ。

 

 以前はカーサのエネルギーは愛のエネルギーでピンク色をしているなどと言われていたのですが、今は乳白色、あるいは真珠色のように感じます。覚醒のためのエネルギーになったのです。

 

 だからと言って何か以前とは違うものになったというわけではありません。より包括的で根源的なエネルギーに進化したということです。霊的成長のためのエネルギーには変わりがないのですが、より精妙でエネルギーレベルの高いものになったということです。具体的に云うと、愛の学びを卒業し悟りや覚醒を目指される方のためのエネルギーになったということです。

 

 これは巡礼者の質が上がり、カーサに来られる動機もずいぶんと変わってきたことも関係しています。以前は神頼み的にただ病気を治したい、現世的ご利益が欲しいといった人が多かったのですが、彼らにとっての学びは多くの場合愛の感覚にハートを開くことでした。ですからカーサのエネルギーもそれに見合ったものになっていたのです。でも今のエネルギーはそれを内包し、凌駕するエネルギーとなったのです。

 

 つまりこの覚醒のエネルギーは愛のエネルギー、ハートを開くエネルギーにも容易に変換できるということです。私達の滞在中にも(ちょうど森先生がアンカーミディアムの席に座ったときでしたが)そうなったときがありました。カレントルーム中で一斉に涙を流し、すすり泣くような声が聞こえたのです。

 

 実は私達、東京のこのセッションルームでも同じエネルギーを感じていました。覚醒のためのエネルギーはここにも降りているのです。カーサと変わりないし、むしろカーサよりも進化したエネルギーなんじゃないか、カーサより強いんじゃないか、くらいに思っていました。でもこうしていざカーサへ来てみると、やはり本場はすごいんだなと、あらためて感心してしまいました。

 

 さっき何気なく「アンカーミディアムの席に座った」と言いましたが、そうなんです。今回の滞在の特筆すべきことなのですが、アンカーミディアムの席が復活したのです!

 

この写真の手前に映っているのがアンカーミディアム

 

写真の右奥がアンカーミディアムの席

 

 そして、

 

 何とエンチダージより、

 

 「日本人の皆様は自由にアンカーミディアムの席に座って瞑想してください」

 

 というメッセージを頂いたのです!!

 

 スタッフの方がかなりの緊張感をもって伝えに来られましたので、これはエンチダージからしかるべき人に伝えられ、正式なルートで私達へ届けられたメッセージだということがわかりました。スタッフたちの思い付きやアイディアなどではありません。(どういうルートかは言えません。ご想像にお任せいたします。)

 

 これが「アンカーミディアムの席に座りなさい」というメッセージであれば、治療の可能性があります。いえ、むしろ治療です。しかし、本来アンカーミディアムの席はミディアムの素質のある人が座ることを許されるもの。そして、その場を高エネルギーに保つ役割を担うものです。ジョアンさんのお弟子さんのような意味合いもあります。私達は充分それに資することを認められたのです!!

 

 私は興奮してツアーの皆さんにお話ししました。でも皆さんポカーンとしています(困)何がすごいんだかわからないといった感じです(泣)

 

 まあ、そりゃそうだよね。皆さんジョアンさんのいないカーサ、この閑散としたカーサしか知らないわけですから・・・

 

 私はあまりの嬉しさに、これは何かの罠じゃないか、試されているんじゃないかとすら思いました。特別な席…このことに何かひっかかるものを感じたからです。

 

 以前、当ブログでご紹介しましたフランス人蛇女ですが、彼女は一年の半分をカーサで過ごし、いつも最前列のいちばん祭壇に近い特等席を独占しようとする人でした。(ガイドなのに・・・)ある時その席をVIPに奪われ(当時はアンカーミディアムの席がありませんでしたから)その代わりにブレッシングルームの特別席で瞑想させろとスタッフに要求したというエピソードがありました。ですから、特別扱いを要求するとかそれを喜ぶということ自体が、どうも彼女を連想するものがあり、私は試されているのではないか、という気持ちになったのです。

 

 彼女のように自分を特別と思うことには一つの心の未熟さがあります。ましてや他人に特別扱いを要求するのはもっと未熟な心の現れです。そこに一つの気付きを得なければなりません。

 

 私は、まずツアーメンバーで希望者を優先するべきだと思いました。そして、その上で自分自身がそこに座るべきかどうか・・・・とりあえず次の週まで判断を延期することにしたのです。

 

(続く)