演技性パーソナリティ障害の特徴 ー平気で嘘をつき「全く罪悪感がない」ーといえば、ガーベラ公子(パー子)です。「ジョンオブゴッドから直接アチューンメントを受けた」という虚偽の宣伝文句で人を集めていた彼女ですが、そのことをジョンオブゴッド本人から窘(とが)められてもすぐには引き下がりませんでした。もちろん、いまだに一言の謝罪も挨拶もありません。そして今でも彼女の経歴には(ウソとは申しませんが)あからさまな「盛り」や「誇張」、そして錯覚を利用した表現が見受けられます。

 

 私が最初にガーベラ公子とそのパートナーの異常な性格、そしてそれに伴うサイキックアタックの嫌がらせに困り果てていた頃これらの記事(自称高次元ヒーラーペー&パー子)を書きましたが、その時にガーベラ公子(パー子)は次から次へと他のツアーメンバーのところに会いに行って自分の身の潔白を訴えたそうです。遠い人だと、名古屋まで出向いてその親にまで訴えたのだとか。自分は被害者であり、他のツアーのお客さんも理解してくれるはずだ、同情してくれるはずだ、と思ってそうした行動に出たわけです。

 

 演技性パーソナリティの特徴(自己愛性の人にも共通する特徴です)として、自分を表面的に演出するのが非常にウマくあっという間に第三者の信頼を得てしまうのです。故・赤松瞳氏もそうでした。

 

 もちろん、彼らは基本嘘つきであり、薄っぺらい人間関係しか築けないわけですから、その後もその信頼関係が続くかといったらそんなこともありません。演技性の場合は皆を楽しませようとする気概はあるので、その関係性は比較的長続きするのですが、自己愛性の方はすぐにメッキがはがれ、しかも「自分が一番」と思って他人を見下すので、あっという間に信頼を失ってしまいます。それが演技性と自己愛性の最も違う点です。

 

 しかし、演技性・自己愛性パーソナリティの人のここが非常に大問題なところでして、容易に人の信頼を得てしまうために、彼らの本当の被害者である私達の方を孤立させる ことになるわけです。彼らの機嫌を損ねると、あっという間に人脈を奪われます。ですから、多くの心理カウンセラーが口を揃えて言うには、「目の前の人が演技性・自己愛性パーソナリティの人だと見抜いたら一目散に逃げて関係を断つべし」だそうです。「できるだけ関わり合いにならない方が無難です」とも。そうでないと、彼らのワガママに振り回されて散々利用された挙句、関係を断った後は彼らの方が 被害者ヅラがウマい ので第三者の同情を得てしまい、本当の被害者の方がまるで加害者であるかのように仕立て上げられてしまうのです

 

 ガーベラ公子(パー子)のおかげで、私も森先生も、2017年内にツアーに参加されたお客様のうち8割方を失いました。ですが、ガーベラ公子(パー子)に騙される彼らにもそれだけの充分すぎる理由があるわけですので、私は今となっては彼らに同情することもありませんし、何とか信頼を回復しようとも思いません。ただ、このような形で彼らの目覚め、学びのチャンスを奪われたことについてはただただ残念としか言いようがありません。

 

 ガーベラ公子(パー子)は3次元的な問題にとどまらず、魂の病でもありました。ブログを読んで下さっている皆様にとって、あの話は強烈だったかもしれません。あまりにも不気味な話であったために、多くの方から苦情を頂いた記事でもあります(笑)

 

 彼女のことを演技性パーソナリティと表現しましたが、ここでその診断基準をもう一度転記させていただきます。

 

【診断基準】( DSM-IV-TR) 診断基準として以下から、5つ以上

①自分が注目の的でないと楽しくない。そのために話を作り出したり、騒動を起こすこともある。

②不適切なほどの誘惑的、挑発的な性的な行動があり場面を選ばない。

③感情の表出がすばやく変化しそれは浅薄である。

④注目をひこうと身体的な外観を用いる。

⑤印象的だが中身のない話し方をする。他の人から見ると芝居がかったような演劇的な表現を行う。

⑥被暗示性があり、その場面や流行に影響されやすい。

⑦他者を実際以上に親密とみなし、知人をかけがえのない親友のように言ったり、会っただけの人を下の名前で呼んだりする。

 

①自分が注目の的でないと楽しくない。そのために話を作り出したり、騒動を起こすこともある。・・・・彼女はツアー終了後にメンバーをまとめてライングループを作りました。そして彼女は色んな話題をそこに振りまいていました。でもあくまでもそれは彼女中心のグループであり、常に森先生に対する対抗心のようなものが感じられました。「ジョンオブゴッドから直接アチューンメントを受けた」という宣伝文句を使い始めたことももちろん「騒動」なのですが、(公認ガイドである)森先生への無謀なマウンティングだったに違いありません。その他にも森先生に対して何かとマウントをとろうとする様子が見受けられ、その様子は滑稽にも思えるほどでした。

 

②不適切なほどの誘惑的、挑発的な性的な行動があり場面を選ばない。④注目をひこうと身体的な外観を用いる。・・・ガーベラ公子の場合、場にそぐわない非常に胸の開いた上着や、全身蛍光色のドレスを着てきたりして、周囲に「なぜ?」と思わせるようなことが本当によくありました。

 

③感情の表出がすばやく変化しそれは浅薄である・・・これは演劇業界に長い私の目から見ても「面白い」と思ってしまうくらい、よくありました。むしろ子供のように機嫌がコロコロ変わるその様子は可愛らしいとさえ思いました。飲み会で機嫌を損ねることがあって、突然ブチ切れたりする姿もよく見かけました。

 

⑤印象的だが中身のない話し方をする。・・・彼女の話は薄っぺらく、全く中身がありませんでした。結構色んな事を経験していて、話題にも事欠かない人生を送っているはずなのに、自分のことはあまり深く話そうとしないので面白くないのです。その割にはやたらとみんなで集まりたがるのですが、いつも「今日は何のために集まらなきゃならないんだっけ・・」と思わずにはいられないほどでした。

 

⑥被暗示性があり、その場面や流行に影響されやすい。・・・新しいヒーリングモダリティにすぐに飛びつくあたり、まさにそうですよね。

 

⑦他者を実際以上に親密とみなし、知人をかけがえのない親友のように言ったり、会っただけの人を下の名前で呼んだりする。・・・・これももちろん当てはまります。赤松瞳氏と同じように、良く言えば「人懐こい」性格です。

 

 これに対しガーベラ公子(パー子)のパートナー(当時)であるペーの場合は 自己愛性パーソナリティ であったと思います。とにかく自分が一番であり、人を見下す、心の底ではバカにしている、といった感じでした。また、 自分が “特別” であり、独特であり、他の特別なまたは地位の高い人達(または団体)だけが理解しうる、または関係があるべきだ、と信じているために、ジョンオブゴッドに会おうと思ったのでしょう。同様に、彼はガーベラ公子(パー子)を自分が付き合うに値する「他の特別なまたは地位の高い人」と認めているからこそ、彼らは二人で行動していたのです。

 

 自己愛性の場合多くの場合他の精神疾患や他のパーソナリティ障害との併存が見られるそうですが、特に、ペーの場合は回避性パーソナリティ反社会性パーソナリティが疑われます。

 

 ペーの場合、とにかく他の人と一緒に行動することを嫌うという特徴がありまして、皆で集まっても一人だけ座らないで立ち尽くしていたり、フラッと外へ出てみたり、カーサでも単独行動もしくはパー子と二人で行動しがちでした。(回避性パーソナリティの傾向)

 

 彼は非常に酒癖も悪く、酔った勢いで森先生を中傷する辛辣な内容をグループラインに書き込んだりするのですが、その内容からして、森先生に対する著しい嫉妬を感じました。

 

 嫉妬といえば自己愛性ですが、私を利用して自分の制作するスピ系機器の宣伝をさせようとあれこれ画策する様は、まさに自己愛性パーソナリティの特徴そのものです。

 

 つまり、彼には・・・・

 

「 自分が重要であるという誇大な感覚(例:業績や才能を誇張する、 十分な業績がないにもかかわらず優れていると認められることを期待する)」

 

 があって、

 

「 限りない成功、権力、才気、美しさ、(あるいは理想的な愛)の空想にとらわれている」

 

 のであり、また・・・

 

「特権意識(特別有利な取り計らい、または自分が期待すれば相手が自動的に従うことを理由もなく期待する)」

 

 があるために、

 

「対人関係で相手(森先生や今和泉)を不当に利用する(すなわち、自分自身の目的を達成するために他人を利用する)」

 

 わけです。そこには・・

 

「共感の欠如(他人、つまり嫌がっている私の気持ちおよび欲求を認識しようとしない、またはそれに気づこうとしない。)」

 

と、

 

「尊大で傲慢な行動、または態度」

 

 がある・・・という、このエピソードだけで自己愛性パーソナリティ障害の9つの要件のうち7つを満たすことが見えてくるわけです。

 

 また、それが叶わないとみるや、しつこい呪いよる攻撃、他の関係ないお客様などへの嫌がらせしたことなどは、 反社会性パーソナリティ と呼ぶに何ら差し支えのない異常性だったように思います。

 

 反社会性パーソナリティにも、「自己の利益のために人を騙す」という自己愛性と似通った部分がありますが、その他にも「衝動的で計画性がない」、「自分や他人の安全を考えることができない」、「責任感がない」、「良心の呵責がない」などの自己愛性にはあまり見られない特徴があり、それらもペーの性格をよく表しているように思います。

 

 自己愛性パーソナリティの場合は、「自分は優れているのだから人を使って当然だ」と考えて人を利用するのに対し、 反社会性パーソナリティは、「欲しいものを手に入れたり、自分が単に楽しむために」人を利用するのが特徴です。 反社会性パーソナリティ障害の人は一種のトラブルメーカーに当たり、アルコール依存症、薬物依存症、性的倒錯、犯罪といった問題を起こしやすい傾向がある(wikiより)といわれています。

 

 最後に自己愛性パーソナリティと他のパーソナリティ障害の違いについて少しだけ述べておきます。(wikiより転載)

《演技性パーソナリティ障害と自己愛性の違い》
演技性パーソナリティ障害は感受性が強く、情緒に富み、誘惑的で、注目を求めるという傾向があるが、自己愛性パーソナリティ障害はどちらかというと冷淡で、共感性に欠け、賞賛を求めるという違いがあります。

《反社会性パーソナリティ障害と自己愛性の違い》
反社会性パーソナリティ障害と自己愛性パーソナリティ障害は人を利用し、表面的で、共感性を欠くという点で共通しているが、反社会性パーソナリティ障害は賞賛を必要としない。自己愛性パーソナリティ障害は衝動性・攻撃性を必ずしも有しておらず、社会的制裁を被るような行為障害や犯罪の既往は通常見られない。

《回避性パーソナリティ障害と自己愛性の違い》※回避性はC群です。
 回避性パーソナリティ障害は理想的(誇大的)自己と無能的自己に分裂し、等身大の自分が欠如しているという自己愛性パーソナリティ障害と同様の構造を有しているが、自己愛性パーソナリティ障害における無能的自己が強力に否認・抑圧され、認識されていない状態とは異なり、回避性パーソナリティ障害はその両者が意識化されている。そのため激しい怒りや嫉妬の感情が表面的にはコントロールされており、より高次の機制が用いられている。