※拾い画です。実際のカーサの滝ではありません。

 

 2017年10月~11月中のカーサ。

 

 滝へ行くたび、「キキッ、キキッ」という動物の声が聞こえるようになりました。どうやら水に近づくと聞こえてきます。水場の近くにいるようです。ツアーメンバーの間でも話題になり、みんな「おサルさんがいるね♪」なんて言ってました。

 

 ツアーが終わって皆さんが帰った後、私が一人で滝に行くようになってからのことでした。K氏とJ氏のお世話をしないといけないのでツアー中よりもさらに早い時間、真っ暗なうちに滝に到着するのですが、相変わらず聞こえるのです。

 

 

「キキッ、キキッ」

 

 

 こんな暗闇にいつも同じ場所にサルがいる、っていうのも変です。

 

 

「キキッ、キキッ」

 

 

 よく聞くと、滝の水の中から聞こえています。

 

 

 私は思い切って水を煽って、周囲にバシャバシャと水をかけてみました。

 

 すると、滝の水の後ろから一匹のコウモリが「キキキキッ!!!」と声を上げて飛び去って行ったのです。

 

 そう、

 

 この時は記録的な乾燥により、滝の水が激減していました。カーサのスタッフの間でも、水の減少を心配する声も上がっていたほどで、古参スタッフも「これほどの水の減少は見たことがない」と言っていました。

 

 

 落ちてくる水が少ないので、その後ろにある岩の窪みにコウモリが住み着いたのです。

 

 

 巡礼者が近づくたびに 「キキッ、キキッ」という声を上げていたのは、「近づくな!」というコウモリからの警告だったのです。水を浴びている間中、私のすぐ目の前にコウモリがぶら下がっていたわけです。そう思うと気持ちが悪くなりました。

 

 日本の森先生連絡してにチャネリングしてもらうと、「追い払え」というエンチダージからの力強いお言葉が!

 

 それ以来私は毎日水しぶきを上げて追い払っていたのですが、私が入滝を終えるとまたコウモリは戻ってきてしまいます。もうその場所を日中の寝床に決めてしまったようなのです。

 

 私はこれも冴子さんの化身だと直感でわかりました。

 

 ある時、待合場においてある竹ぼうきを掴んで、水壁の奥にいるコウモリに向かって「グシャッ!」と突き刺し、グリグリっと岩の窪みを「お掃除♡」してみました♪

 

 

 コウモリは「ブキキキッ!!」っと言って逃げていったのですが…

 

 この日はいつもと違いました。

 

 なんと…

 

空から反撃してきたのです!!!

 

 

 私はびっくりして竹ぼうきで応戦!!暗闇から襲ってくるので、敵の動きが見えません。でもコウモリには私の動きが丸見えです。

 

 バサバサッ、バサバサッ!!っていう翼の音とキーキー威嚇する声が右に、左に、

近くなったり離れたり。。

 

 私はあきらめて滝の水の中に入りました。

 

 それでもコウモリは襲ってきます。水に流されることが怖くないのでしょうか。

 

 懐中電灯には蛾が群がっています。辺りは明かりがユラユラ、ユラユラとなりました。

 

 

私はさすがに怒りMax!!

 

 

 誰にって…

 

 

エンチダージにです!!!

 

 

 私は心の中で叫びました。

 

 「おい!お前たち!!!こういうこともみんな、必然だって言うんですよね?カーサで起こることはみーんな、あなたたちの監督下にあるはずですよね?

 

 あなたたちが許しているから、

 こんなことが私の身に降りかかるんですよね??

 

 こんな経験から学ばなければならないことってなんですか!?

 そんなのあるんですか!?

 

 なんでそうやって、黙って見て見ぬフリしてるんですか!?

 

 あなたたちも冴子と同じなんですよね!!

 

 

私のことが嫌いなんでしょ??

カーサから出て行って欲しいと思ってるんでしょ??

 

 

 私はそんなに「汚い人間」ですか??

 こうやって滝に入ることも許されないのですか??

 

 冴子のやっていることはあなたたち、

 

エンチダージが私にやっているも同じ。

 

私はずっとそう受け取っています。

 

 

 あなたたちが私を嫌う理由はなんですか!?

 

 答えてください!!

 

 もう回りくどいことをしないで、

 

 

 人間にわかる言葉でハッキリと答えてください!!!

 

 

 懐中電灯の光がゆらゆら。辺りは真っ暗で水の音とコウモリがバサバサ羽ばたく音以外は何も聞こえません。

 

 

お願いがあります。

 

私は冴子のような醜い人間にはなりたくありません。

こんなのまるで妖怪じゃないですか。

 

冴子の持っている能力がどんなすごいものだか知らないけど、

私には全く興味ありません!!

 

私が冴子を尊敬すると思いましたか??

こんな禍々しい力に屈服するとでも??

 

 

お生憎さま。

こんな女は心の底から軽蔑します。

 

 

 もし私にも冴子のような力が眠っているのなら、

 

今すぐに取り上げて下さい。

 

私はチャネラーにもならないし、ヒーラーにもなりません。

分不相応の特別な力、特殊な能力なんていりません!!

 

わたしは普通の人間!!

そのことに誇りを持ちます!! 

 

エンチダージの皆さんから見れば無知で無力かもしれませんが、

普通の人間は普通の人間らしく謙虚に生きて行きます。

 

ですから…

 

私からいかなる禍々しい力も取り上げて下さい。

 

私は丸腰で冴子の攻撃を、

いやあなたたちエンチダージからの嫌がらせを

受け止めてみせます!!

 

死んだら死んだでそれでも結構!!

 

私は意地でもこんな挑発にはのらない!

禍々しい力を使ったりはしない!

 

冴子のようなバケモノになるくらいなら

 

死んだ方がマシ!!

 

 

人間ナメんな!!!!

 

(続く)