この時はツアーメンバーの中にもかなり強力な憑き物、生霊やサイキックアタックの干渉を受けている方がいらっしゃったようです。(ツアーの皆さんのお願い事は森先生しか把握していません)

 

 

 一人の若いイケメン男性がツアーに参加されていたのですが、最初のセッションでジョンオブゴッドから、珍しい指示が出されました。これまで森先生も噂には聞いたことがあったものの、ツアーメンバーで実際にその指示をもらったのは初めてだとのことでした。

 

それは、

 

 

通称「エックスファイル」

 

カーサで全身の写真を撮る… 

というサービス(有料)。。

 

 

 

 ただ写真を撮るだけ?なんだそりゃ… と思われるかもしれません。

 

 写真をとって、カーサに保管されるのだそうです。この時はそれが何なのか分かりませんでしたが、つい最近サンパウロご出身のカーサ巡礼者(カーサの娘に認定された筋金入りの方です)とお話する機会があり、偶然この特別な写真撮影の話になり、その内容が明らかになりました。

 

 おそらくそのイケメン男性は極めて強い憑依や魔物の影響を受けておられたのではないか、とのことです。

 

 スピデマあるあるなのですが、魔物対策として「光に返しましょう」だとか、「愛で包み込んでどうのこうの…」などと言われる方が多いのですが、そういう方は多分本当の魔物を知らないのだと思います。カーサではどうしようもない強力な魔物は さらに強い魔に喰ってもらう というやり方をするのだそうです。

 

 エンチダージの中にはそうした魔物の役割を自らかって出て、地底に下りて行ったものもいるのだそうです。(※カーサの地下という意味ではありません。)

 

 このことはギリシャ神話で冥界をあてがわれたハデスを連想すればわかりやすいかと思います。ハデスは冥界の番犬として三つの頭を持つ犬、ケルベロスを飼っていますが…

 

 

 彼の写真は冥界のハデスに送られ、憑いている魔物は剥ぎ取られてケルベロスのエサにされる… とでもイメージされればわかりやすいかと思います。

 

 

 さて、

 

 冴子さんからの森先生へのサイキックアタックは強力なものでした。冴子さん本人のエネルギーの他に、おそらくこうした魔物(冴子さんの場合は龍神)の力も使っていたのではないかと思います。エンチダージはもしかしたらこの時、その龍神への見せしめとして、一人のツアーメンバの写真を魔のエンチダージに送るということをやってみせたのかもしれません。

 

 冴子さんからのサイキックアタックに苦しむ森先生の様子が、森先生から当時の友人に宛てたメールに詳細に残っていましたので、以下に転記させてもらいます。

 

 ー最初、東京で風邪を引いたのが出発の4日ほど前、10月4日頃のことでした。

鼻水がでて、咳がでました。大した風邪ではないと勝手に判断して、市販薬を3日分ほど購入して、飛行機に乗りました。ー

 

ー顔、真っ白でした。出発直前にセッションが立て込んでいたせいで疲れているのかな、と思っていました(by 今和泉)ー

 

 薬で症状は抑えられていたのですが、30時間のフライトの後、ブラジルに着く頃には熱と頭痛の症状も起きてきました。

 

 とりあえず、事前の案内や説明会等こなしていたのですが、次第に体が動かなくなっていきました。

 

 ただ、不思議とセッションのある水・木・金だけは体が軽くなり、なんとか動けていました。でも、週末にはまた寝込み、ベッドから起き上がれないような形になりました。咳のもとは肺の深くになってきているようで、自分の咳で寝られなくなっていました。鼻水は大量の青ばなが出てきていました。

 

ーもう見てられないほどでした…(by 今和泉)ー

 

 ー食事も受け付けなくなっていました。そしてこういう時に残念なのはブラジルには病気の時に食べるものがないということです。南国のフルーツは体を冷やしますし、油っぽい食べ物が多くて胃が受け付けません。ー

 

ー日本から持ってきたお菓子とかラーメンとか食ってなかった??(by 今和泉)ー

 

ーセッションの無い日に予定していた観光も同行できず、今和泉やタクシーの運転手にお任せしたような感じでした。ー

 

ー大変だったんだからね!!(by 今和泉)ー

 

 ーツアーメンバーの皆さんと一緒に食事をしてお話しすることもご遠慮させて頂いておりました。

 

 ただ、風邪を引いて寝ている私の様子は不思議だった、と同室の今和泉が言っておりました。体がヨガのポーズをとるようにいろんな形になり、目をひらいたり、白目になったりということを繰り返していたそうです。私はまったく覚えておりません。ー

 

ーそー!そー!!「なーにを遊んどるの!」と思ってましたwwww (by 今和泉)ー

 

 ーそして私自身の実感としては大脳が2センチくらいの幅に横に輪切りになって、それがビラビラと開かれていくような感覚をずっと頭部に感じておりました。それは帰国後もしばらく続いておりました。ー

 

ーこれはよく聞く話です。特に、ポウザウダなどで寝ている間に突然行われる(霊的)手術の場合、こういう体感をされることが多いように思います。よく映画「トータルリコール(旧)」のワンシーンに例えられます。

 

 

 

 

頭をレーザー光線で「チー―ーッ」って切られるような感覚があるらしいです。

(by 今和泉)ー

 

 ーそしてまたセッションのある水・木・金がやってくるとなぜか体が戻ってきて、セッションだけは滞りなく行われるのでした。ー

 

ーそー!そー!!他の仕事は一切やらないでセッションだけ出てきて、ついさっきまで寝てたくせに「なーにをカッコつけてんだか!」と思ってましたwwwww(by 今和泉)ー

 

 ーそんな感じでツアーは私が十分に関われていなかったと思いますが、帰りの便はドバイで12時間ほどの長い乗り継ぎ待ち時間があり、その間、ツアーメンバーのチャネリングをすることができまして、そのことについてはとても感謝されたように思っています。ー

 

ー私はカーサにそのまま居残りになりましたので、知らないですけどね~(by 今和泉)ー

 

というような感じでお恥ずかしい話ですが、私の風邪にまつわる顛末です。

 

ー風邪じゃないっつーの!(by 今和泉)ー

 

 この時、エンチダージはサイキックアタックに苦しむ森先生をそのまま苦しませ、わざと放置したのです。森先生に手術を施す計画があり、仕事を休ませ、ポウザウダのベッドに縛り付けておくためです。エンチダージから見れば計算づくだったというわけです。

 

 その手術が何のために行われたのか、ということは、帰国後ずっと後になってわかりました。

 

 ある時森先生が、

 

 「最近この辺に(身体の一部を指さして)ロヨラが宿っているのが分かるようになった」

 

 というのです。

 

 カーサを統括するエンチダージ、ドン・イナーシオ・デ・ロヨラが森先生に統合したのです。我々はこの時初めて、エンチダージが人間の身体に統合することもあるのだということを知りました。

 

 いつ統合したのかをチャネリングしてエンチダージに聞くと、ちょうどこのツアーの時だったと言います。あの手術はそのために行われたのです。

 

(続く)