ここに来れて嬉しいです!

 

早速内部に入ってみましょう!

 

カラフル…!!

 

 

比較的新しい教会です。

 

中央の祭壇

シンプルです。

 

教会左手には聖リタのご遺体(!)がお祀りしてあるのですが…

その前に、手前に写っているちょっとした小物が可愛いのでご覧下さい。

 

ミツバチ

 

バラ

 

木でできた間仕切りのようなものにこういった絵があしらってあります。聖リタを象徴するのは「ミツバチ」と「バラ」、「イチジク」、そして「ブドウ」なのですが…

大きな扉にそれら4つの金属でできたレリーフがありました。

 

ミツバチ

 

ミツバチのエピソードはリタの幼少期のものです。リタが洗礼を受けて何日か後、ベッドで寝ているリタの周りにと白い蜂の群れがを飛んでいました。蜂はリタの口の中に出入りしていたという不思議なエピソードです。

 

ブドウ

 

リタは2人の子供と夫を亡くし、修道女になるべくアウグスティノ修道院の門をたたきました。修道院長は彼女の信仰と修道院の生活に対する忠節をテストするために彼女に死んだブドウの枝を渡したのです。そしてそれを庭に植えて世話するように命じました。リタは死んだ枝に毎日水をやり、何年間も世話をしました。長い年月が過ぎ、とうとうその死んだ枝からブドウがなりました。

 

バラ

 

イチジク

 

バラとイチジクについては聖リタの死の間際のエピソードが有名です。リタは死の間際、従妹に「生地ロッカポレナへ行って、バラの花とイチジクを摘んで持ってきて欲しい」と言いました。従妹はその言葉に従ってロッカポレナにあるリタの野菜畑に行くと、真冬にも関わらず本当にバラの花とイチジクを見つけ、カッシアのリタに届けたのだそうです。

 

それぞれのエピソードについて詳しくは聖リタについての記事、特にリンク先の森先生のブログをご覧下さい↓

https://ameblo.jp/hinata-imaizumi/entry-12341538162.html?frm=theme

 

さて、次はいよいよリタの聖遺骸にご対面です!

 

 

こうして遺骸を保存し拝むということは我々日本人には理解できない感覚かもしれませんが、キリスト教では最後の審判の際に肉体が復活すると考えられているため、遺体を保存するということに対する感覚が違うようです。聖人のご遺体やその一部には、聖なる力が宿ると信じられているのですね。

 

ちょうど修道女(リタの後輩ですね!)がお花の水替えにやって来られました。こうして気さくに写真撮影に応じてくれるのがとてもありがたいです。

 

 

それどころか、私達のことを奥にいる修道士の方に伝えて下さったようで、何とこの後聖リタが実際に暮らした修道院を案内していただけることになったのです!!!

 

(続く)