ガーベラ公子はツアーメンバー全員に声をかけてライングループを作りました。ツアーの皆さんが帰国後も交流できるように場を作ってくれたのです。他のツアーメンバーに対して彼女の影響力はとても大きかったように思います。本当に(表面的には)社交的な彼女。ツアー後のメンバーの気持ちをまとめてくれる彼女には心から感謝していました。

 

彼女はヒーラーとして活動の幅を広げることを決意されたそうです。帰国後、左肩に何か見えない存在がついてきてくれたことに気付いたそうで、その存在が新しいヒーリングエネルギーを開発するようにと彼女を強く促すのだそうです。

 

カーサで新しい守護神を連れて帰るということはよくあります。それはよく知られた天使だったり、アセンデッドマスターだったり、カーサのヒーリングチームの一員だったりするわけですが、多い人で一度に3体くらい連れ帰る人も珍しくありません。

 

彼女はその存在をエンチダージの一人「ソロモン王」だと思い込みました。そして、その存在の導きで本当に新しいヒーリングメソッドを作り上げたのです。

 

さて問題はここからです。

 

彼女はその存在を、手術のときに「ジョンオブゴッドによって」つけられたに違いないというのです。手術を受けたといっても大勢いる部屋(BLESSING ROOM)でわずかな時間瞑想するだけなのですが、その時にジョアンさんに「肩を揺さぶられた」というのです。

 

そして驚くことに「私はジョンオブゴッドから直接伝授(アチューンメント)を受けました!」とホームページに宣伝し始めたのです。私も森先生も驚きましたが、当時は森先生だって世界中に大勢いるカーサの一ガイドに過ぎず、それを咎(とが)めるような立場にはないと思いました。いえ、むしろ私たちは当時彼女のことを尊敬し、信頼していましたから、それがもし本当ならスゴイことだと思いました。そして真偽を確かめることもせず、結果的にそれを黙認してしまったのです。

 

ところが彼女の言動はその後ドンドンおかしくなります。森先生がマルコニクスの施術をメインに据えてヒーリングを提供しているのを知っていて、ご自身のHPにこう謳うのです。

 

「あのマルコニクスを凌駕する○○ヒーリング始めました!」と。

 

そして「どうだ」とばかりに森先生にそのリンクを送ってくるのです。ちょっとしたことではありますが、明かなマウンティングです。それを読んで私たちは失笑してしまいました。

 

どうやら私たちに対してものすごく対抗意識のようなものを感じているようなのです。そして、やたらと「彼女達主導で」我々をビジネスに巻き込みたがるのです。

 

パートナーの男性が作った変なスピ系機器を積極的に売り込んできたのも彼女です。

もうお分かりかと思いますが、「ガーベラ公子とそのパートナー」とは、以前に記事にしました「囃家ぺー&パー子」と同一人物です。

 

※有名人の林家ぺー&パー子さんとはもちろん別人です!!(こちらは「林家」ではなく「囃家」です!)

 

 

これらのブログは主にぺーを観察するという視点で書きました。ペーの問題はわかりやすいと思います。それは主にグラウンディングの問題と、エネルギーワークに携わる者としての倫理、モラルの問題です。でも私はパー子(ガーベラ公子)の問題の本質が何なのかということがこの時まだ全然わかりませんでした。

 

ただ一つ言えることは、私は彼女の口から「すみません」とか「お願いします」だとかいう人に頭を下げる言葉、人間関係を円滑にするための言葉をそれまで一度も聞いたことがなかったということでした。彼女はどんな問題が起きても「人のせい」にします。「明かにあなたが率先してやったことでしょ?」と思われることでも、結果が不本意だとその責任を絶対にとろうとしないのです。その徹底っぷりは実に見事なものでした。上記の記事を是非最後まで読んでみてください。彼女の性格と私が感じた違和感が少しでも感じられるかと思います。 

 

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ということわざとは逆に、彼女は幼少期多忙な両親の元に生まれたため、当たり前の躾(しつけ)がなされておらず、内面が育っていないのかもしれません。森先生のチャネリングによって霊的成長度を示す意識指数が高いことが判明しましたが、それは何かの間違いなのではないかと思ったのです。

 

そこで閃いたのが「帝王学」です。彼女は没落財閥の末裔であることから、むしろ幼少期の躾、教育として「下々の者に頭を下げてはならない」といった教えを受け継いでいるのかもしれない、そう思いました。しかしそれにしては全く迫力がなく、むしろ彼女の言動や態度からは幼稚さや愚かさの方が全面に出てしまうのです。(それがまた彼女の不思議な魅力にもなっているのではありますが…)

 

この一連の記事については批判をたくさん頂きました。特に、既にガーベラ公子の信者のようになってしまっていた2017年ゴールデンウィークのツアーメンバーの一部の人達には受けいれられず、そのうちの一人の男性は怒り狂い、忙しい森先生あてに電話をかけ3時間も猛抗議したそうです。「今和泉みたいなやつクビにしろ!!」彼はずっとそう叫んでいたそうです。

 

そのうちガーベラ公子を中心にツアーメンバーが集まってこのことを話し合ったそうです。ガーベラ公子は地方在住のメンバーの自宅まで押し掛け、「もう今和泉のブログを読まないように」と念を押したのだそうです。

 

ガーベラ公子の影響力の強さは想像以上でした。ツアーメンバーのほとんどは、彼女の強いマインドコントロール下にあることが明々白々でした。

 

ですが、こんなにも明らかに「人としておかしい」彼女。こんな彼女がどうしてそれほどまでに周囲の人望を集められるのかということが、やはりその時の私には全く理解できませんでした。

 

森先生は静かにこれらの記事についてチャネリングし、エンチダージから「消してはなりません、必要な記事です」というメッセージを頂きました。その意味が今ようやく少しづつわかってきたのです。

 

当時の私の頭では計り知れないほど、事態は水面下でもっと深刻に、複雑に、そしてダイナミックに進行していたのです。

 

 

(続く)