ブルーライトカットの効果は? | ひなた助産院〜ママのあったかサロンひなたのブログ

ひなた助産院〜ママのあったかサロンひなたのブログ

助産院で出会う妊婦さん、赤ちゃん、お母さんとの出会いをブログにしています。






助産師の佐藤亜紀です。




私は知りませんでした。

ブルーライトカットの効果を信じて疑わなかった側の人間です。

メガネを作る時にはUVカットとブルーライトカットは積極的に装備してもらっていました真顔

無.意.味だったようですガーン




ブルーライトは、太陽光に含まれる波長380~495nm前後の青色成分の光のこと。

デジタル端末の液晶画面から発せられるブルーライトは曇天や窓越しの自然光よりも少なく、網膜に障害を生じることはないレベルだそうで、日本眼科学会は日本近視学会や日本小児眼科学会などと連名で、小児に対するブルーライトカット眼鏡の効果について否定的な意見書を発表していたそうです。

アメリカの研究では、ブルーライトカット眼鏡には眼精疲労を軽減する効果が全くないことを報告しています。


小児にとって太陽光は、心身の発育に好影響を与え、十分な太陽光を浴びない場合には小児の近視進行のリスクが高まるとしてブルーライトカット眼鏡の装用は曝露自体よりも有害である可能性が否定できないそうです。




これで納得した話をひとつ。

運動能力が低い子はインドアになる傾向が高いです。

本を読んだり、絵を描いたりする方が好きという子が多い印象。

なので年齢に見合わない能力が備わっています。

例えば

幼児期に黙読で文字多めの絵本を読んだり、漫画の読み方を知っていたり。

内容はしっかり理解しています。

絵のレベルも周りの子に比べて高い子が多い。

だ、け、ど、その子達はほぼ近視。

幼児期から眼鏡生活です。

本ばっかり読んでるから目が悪くなる....ほんとーにそうなのかな?とずっと疑問でした。

太陽光を浴びないことも原因の一つなんでしょうね。




ですが、ヒトの目はデジタル端末を見るための道具ではありませんので、当然ですが、見過ぎれば眼精疲労、近視、スマホ老眼のリスクは高まります。




ということで、、、

小児にブルーライトカット眼鏡の装用を推奨する根拠はなく、むしろブルーライトカット眼鏡装用は発育に悪影響を与えかねません。偏りのない情報と充分な科学的根拠に基づいて、小児の目の健康を守って頂くことを願います。 

と締めくくられていました。




ひなた助産院