助産師の佐藤亜紀です。
現代人の体型は進化か退化か。
手足が長くなり、顔は小さくなり、体幹は細くなり、全体にスレンダー。
昭和の前半に生まれた母の方が身長は小さいのに、胸板は私よりも厚いです。
さて本題です。
妊娠出産、子孫を残すうえでこの体型の変化は退化か進化か…
昔の人は10人でも産めました。
産み始めが早いという理由もありますが、胸板の厚み、骨盤底筋群の強さがあるからこんなにも産めるのです。
助産師になった20年前にはすでに「3人目のお産はこじれるから」と言われていました。
そして、私の経験では「3人目の妊娠からこじれる」です。
出産だけがこじれるのではなく、妊娠中からトラブル続きです。
現代人に10人は無理!
子孫繁栄を考えた時にはこの体型の変化は、退化な気がしてなりません。