日南田顕久の日記仮

告知と御礼のみに使わせてもらいます。

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□ピースピット『グランギニョル NEW

 2017年7月29日~8月6日@サンシャイン劇場

 2017年8月18日~20日@梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

□スプリングマン『弁当屋の四兄弟 NEW

 2017年4月12日~16日@シアター711

□舞台『剣豪将軍義輝(前編)

 2016年12月8日~14日@EX THEATER ROPPONGI

□スプリングマン『不滅の恋人

 2016年8月17日~21日@下北沢OFF・OFFシアター

□舞台『K-Lost Small World-

 2016年7月22日~24日@AiiA2.5 Theater Tokyo

 2016年7月30日~31日@京都劇場

□TV『牙狼〈GARO〉-魔戒烈伝-

 2016年6月17日(金)深夜1:23~@テレビ東京

 2016年6月24日(金)20:15~@スターチャンネル(BS10ch)
 2016年7月2日(土)20:25~@CSチャンネル・ファミリー劇場

□舞台『TRUMP
 2015年11月19日~29日@Zeppブルーシアター六本木

 2015年12月5日~6日@サンケイホールブリーゼ

□舞台『幻の城~戦国の美しき狂気~

 2015年10月9日~18日@EX THEATER ROPPONGI
□舞台『K 第二章

 2015年8月5日~15日@AiiA2.5 Theater Tokyo

 2015年8月19日~22日@大阪メルパルクホール

□舞台『銀河英雄伝説~星々の軌跡~
 2015年6月10日~21日@六本木ブルーシアター

□劇団たいしゅう小説家PRESENT'S『La・festa-人生のレシピ-』
 2015年3月19日~22日@築地ブティストホール


テーマ:
こんばんは。


自分も成人してますが今、繭期なんじゃないかとつくづく思います。
天気が急に悪くなったりくそ暑いのもきっと繭期のせいだ。

冗談か本当か良くわからないですが(それもまた繭期)。




『グランギニョル』東京、大阪とやって参りましたが、先日無事に終演致しました。誰一人かけることなく終われるというのはとてつもない幸せであり、奇跡だと僕は思うようにしています。

本当にありがとうございました。

限られた中で来て頂いた全てのお客様、遠方から足を運んで頂いたお客様、学校、仕事、その他諸々の事情で来られなかったのに応援して頂いたお客様、いつも来てくださっているお客様。

全ての方々に感謝しております。





末満さん作・演出の舞台は今回で6回目となりました。
毎度の如く思うのですがやはりハードです。肉体、精神ともに酷使します。

今回初めてのキャストの方々も多く戸惑いも多かったと思います。


演劇は頑張らずにやるというのが僕のスタンスですが・・・この芝居は頑張らないとキツイです。極端な言い方をすれば一瞬の気の緩みが命取りになるので。ミスに繋がり歯車が狂い、挙句の果ては大きな怪我に至る。


稽古中から何度も反復練習、反復練習。


照明に入る立ち位置だったり音合わせが非常にシビアです。


例をあげると後半の殺陣シーン、ダリ・ゲルハルトvsマルコ。バックにBGMが流れています。

始まりはマルコのセリフ「さあ、仕上げに取り掛かろう」、終わりはマルコがゲルハルトを踏み付けるところ。

約4分の間ですがその曲はキッチリと尺が決まっています。その間にシーンが3つ入ります。どこかで歯車が狂うと終わりはずれ込みます。


更にその曲中の以下のセリフの後に


・マルコ「・・・ゲルハルト卿、あなたじゃありませんか?」

・ゲルハルト「黙れーーー!!!!」

曲調がロックへと変わります。


これは僕が出る前のシーンなので毎回袖から見ていたのですが、マルコ役の栗ちゃんがこの曲調が変わる前の長ゼリフを曲を聞きながら感情をのせて言ってキッチリとこの変わり目に合わせてきます。



毎回見ていて気持ちいいし凄いなーとお客さん目線で見ていました。

これは観ているお客様の方がもっとそれを感じたのではないかと思います。


他のことに集中しながら感情をのせて芝居をするの大変なのですがそれ以上に役者を後押ししてくれます。


忘れてましたが僕の演じるダミアンの客席登場からのショータイム殺陣のBGMもなりきりでキッチリと決まってました。

稽古のかなり終盤でこの殺陣にBGMがつきました。それまでの1.5倍増しの感情(鬼畜な)が芽生え、殺陣に命が宿るのをとてつもなく実感しました。


観ている方々以上に役者の方がこの音楽にそして照明に力を貰い相当なハイな状態まで突き上げられます。そしてそれを得た他の役者からの芝居も貰い『グランギニョル』は強固なものなっていたと思います。


和田俊輔さんの最強の音楽、そして末満さんによるその音楽達の配分。全てのセンスに脱帽です。



稽古が始まる前、『グランギニョル』の世界観は末満さんの頭の中には明確に描かれているのが分かりました。


それをどうにか全員で具現化しようとキャスト、スタッフさん一同最後まで諦めずにいてくれた事が涙が出るほど嬉しいです。

(関係無いようで関係あるのですが稽古中に松ちゃんの「だんご3兄弟」の替え歌で涙しました。「だんご3兄弟」で泣くなんて屈辱ですが感動してしまいボロボロ泣きました。)


染ちゃん、りょんくんを筆頭に全員の背中が広く、ただの仲良しではなく各人が仕事人。

誰かを蔑ろにすること無く、全員が同じゴールをひたむきに邁進した本当に素敵かつ固い結束で繋がれた大人なカンパニーでした。


居心地が良かった。


全員が美しかったです。




僕自身の演じたダミアン・ストーンについても語りたいと思います。

後出し的に役のことを語るのはあまり美しいことではありませんが、浅くも深くもない話なのでまあ何となく読んで頂けたら嬉しいです。


諸々の都合上2時間半の尺におさめる為に泣く泣くカットになったシーンが多々あるのですが、ダミアンの過去もそこに入っているそうです(デラさん演じるバルラハ・ベルもですが)。


プロットの段階で書いてあったのですが単刀直入言うと僕の演じていたダミアン・ストーン、イニシアチブをとられるまえは

元血盟警察だそうです。

公務員です。

TRUMP世界で警察が公務員かは分かりませんが僕は公務員と捉えています。


何で公務員があんな髪の色と格好、容姿になってしまったんだ。稽古中のビジュアル撮影時にあのカツラを見て衝撃を受けたのを今でも覚えています。


何かの薬品の中に全身ごと落ちて顔が爛れてマスクをして、髪の毛もあの色に染まってしまったのかとか・・・
そこから人格が変わって殺戮が趣味となり人を殺すようになったとか。
何か色々と考えましたが。


まあでもそれだけだと何の動機も無くてただのチープな悪人で終わってしまうので。


僕の演じるダミアン・ストーンって誰かに似ていないかなぁとずっと思っていました。


このダミアンに凄く似ているキャラクターがいてバットマンリターンズという作品に出てくるキャットウーマンに凄く境遇が重なりました。


・・・おいどう見ても見た目はジョーカーだろってつっこみたくなるのですが(^^;)


ミシェル・ファイファーという女優が演じてるのですがキャットウーマンも元々冴えない内気なOL(社長秘書)であるきっかけで社長の不祥事を知ってしまったことによりビルの窓から突き落とされます。

突き落とされて1度は死んだのですが大量の猫に全身を噛まれ幻想的復活を遂げます。

そこから彼女の人格は今までの性格から覚醒して復讐なのか・・・正義なのか・・・アンチヒーローへと変貌します。


あー似ている、というかヒントだらけでした。


ダミアンってとってもナイーブで真面目なヴァンプなんだと思います。きっと血盟警察も不祥事とか汚職があったのでは無いでしょうか。心の中で許せなくても言えない。自分の人格、存在を全否定され、人から裏切られたこともあったのかもしれません。



盲目となり自分の存在意義が分からず生き甲斐を見失っていたのだと思います。


その最中にダミアンに噛まれ新たな人格に目覚めたのかと。永遠を生きるTRUMPに残酷劇を捧げるために。


人格は乗っ取られても彼の真面目な部分は消えなかったのがあの容姿に見てとれます。

あの洋服も自分で作っただろうし、ボタンも一つ一つ自分で縫って付けたのでしょう。
あの格好じゃ普段出歩けないのも自分が1番分かっていて髪の毛もきっとカツラ。


TRUMP世界のユザワヤ的な所に行き、自分で服の生地を買い、ボタンを大量買いしている姿は何と愛おしいことか。


・ダミアン「この生地のラメって剥がれやすかったりしますか?」

・店員「生地に縫い込んであるんで大丈夫ですよ!」

・ダミアン「良かった。あとこのボタン全部買います!!」


きっとこんな会話をしていたのかと思うと何と人間くさいんだ思いました。



「君は僕であり僕は君だ」

この台詞は僕とダミアンにも言いたくなりました。


僕自身、没個性的であり自分のパーソナリティもよく分からないし、存在意義もまあ大して分からない。

人から罵られ罵倒され「お前なんて居なくてもいいんだよ」と言われたこともあります。

人から言われたことは良いことよりも悪いことの方が根強く心に絡み付いています。一生忘れることは無いし、それがとてつもないモチベーションになっています。


陰なモチベーションです。


役者を今でも腐らずに続けてるのはかなりそれが占めています。


陰な自分が舞台、芝居にイニシアチブを掌握されて舞台に立たせて頂き、皆さんから力を貰い、陽のまだ見えぬ世界へと行きたいんです。陽の目を浴びたいんです。

陰なダミアン・ストーン(コビー)がダミアンストーンにイニシアチブを掌握されて自分の中での正義の為に無差別殺戮を犯し、陽であるTRUMPに認められたい、つかえつづけたい、グランギニョルという残酷劇をTRUMPに届けたい。そして自分自身の存在意義を証明したい。


僕の演じた彼は本当に僕そのもので、写し鏡です。



『グランギニョル』で自分自身とそして過去の記憶を煮え繰り返さてくれたことがある意味で良かった。
役者を続けてきて心から良かった思いました。 










全ての方々にありがとうございました。



トンちゃんが一眼レフで撮ってくれた写真です。
フォトグラファーとしての才能もある東ちゃん!素晴らしい!!
今回このような大役を頂けたことを、舞台上のセンターで照明のサスを浴びているのは、今でも実感が無く自分なのか分かりまが。

本当にありがとうございました。


まだ見ぬ世界へと連れいって下さることに感謝します。





こんなタラタラ書いた文書を最後まで読んで頂きありがとうございました。繭期ってます。


またどこかでお会い出来る日を楽しみに、ここで繭期を終わらせます。



本当にありがとうございました。



日南田顕久

□Twitter ahinata0220
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