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こちらでは…
日葵出産後～入院中の出来事を
当時の日記などを元に振り返っています。
前回記事はこちら👇
根治手術に向けて
まずは1回目の大手術を終えた日葵。
翌日PICUに面会に行くと、昨日から更にお薬の量が増え、そのお薬の影響で全体的にかなりの浮腫が出てしまっていました。
ただ、GCUにいた時よりも、すっきりした寝顔で眠っていたので、そこだけは安心できました。
それにしても、すっごい量の薬…
途中、心臓外科の先生が来て。
晩のうちに肺高血圧の症状が出てしまい
少し呼吸が苦しそうになってしまった事。
ただらお薬で調整して
朝のうちに回復傾向に転じてくれている事。
今は術後の正常な心臓の動きに順応しようと
身体が懸命に頑張っている事…
など、日葵の状態を説明してくれました。
その翌日にはぼんやりと目が開き。
更に翌日には酸素の管が徐々に抜けていき。
チューブを通してミルクが飲めるようになったり
おしゃぶりが出来るようになったり。
日を追う毎にメキメキ回復していく生命力。
そして、産まれてまだ1ヶ月も経ってないのに、既に私たちが経験した事のない経験をしている日葵。
その姿に、私たちの方がパワーを貰っていました。
そしてあっという間に
産まれてからちょうど1ヶ月。
新生児卒業と共に…
2021年2月27日。
PICUから一般小児病棟に移る事が出来ました
1ヶ月で。
NICU
GCU
PICU
一般病棟…
全て網羅し、ついに最後のお部屋です。
長くて2週間…と言われていましたが
術後9日でPICU卒業出来ました。
一般病棟に移った初日に面会に行ったら
なんと哺乳瓶から少しミルクが飲めるようになっていました。
看護師さんから指導してもらいながら、私も抱っこで少しミルクを飲ませる事が出来ました。
私の目をしっかり見つめながら、一生懸命ミルクを飲む娘が、可愛くて可愛くて…
そして、途中で看護師さんに交代した瞬間に
ふぇーっと泣き出す日葵。
「そーだよね
ママが良いよねぇ…」
って、看護師さん。
そっか。
分かるんだね…
新生児期を、一緒に過ごす事が出来なかった寂しさや、不安は未だにあるけど。
早々に母乳が出なくなってしまい、直母する事も出来なかったけど。
私も少しずつ、ちゃんと日葵のママになれてるのかな。
何より、小さな身体で1ヶ月間、生きる為に色々な管に常に繋がれて、大きな手術にも耐えた日葵は、本当に強い子です。
退院した後もまた、大きな手術が控えてはいるけど、その時もまた日葵パワーで乗り切ってくれると、信じています。
まずは、ゴールが見えてきた目の前の退院を目指して。
沢山栄養付けて、お胸の傷を治そうね
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