前回も見た、小さな胎嚢。


計算上7wくらいのはずだから、心臓ピコピコが見えても良いはず



あれ

大きさも前とそんなに変わってないような



と、私が思うのと同時に診察台のカーテンが少し開いて、先生が咄嗟に私を落ち着かせようと思ってくれたのか、手を両手で握りしめて



「赤ちゃん

おっきくなってない」



と、少し震える声で告げられました。


頭が真っ白になって、その後の事は正直よく覚えていません。


ただ診察室を出て、一緒に検診に来てくれたお母さんの顔を見た瞬間に、号泣したのを覚えています。




稽留流産でした。



私が何かをしなかったからとか、気をつけなかったからとか、母体に要因がある訳ではないと説明されたし、ネットでも沢山見ましたが。


それでもやっぱり、あの時こうしていれば

とか、もっと気をつけていれば

とか、もう私には赤ちゃんは来ないのかな


とか。


とにかくネガティブな事ばかりがぐるぐると頭を巡っていました。


1泊入院で稽留流産手術をした記憶も、ほぼ覚えていないのに。


退院する日の朝。


TVからジャニーさんが亡くなったというニュースが流れていて、お腹の子の性別も分からないけど、お空でジャニーさんに会えたかなぁなんて有り得ない事を思ったことだけは、今でもはっきりと覚えています。


次回からは、いよいよ日葵妊娠~出産までを綴っていきます!


「あたしの出番、やっと来る?」


うーん…あともうちょっとかな?泣き笑い

待っててねー!


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