翌朝、朝食というか、昼食を食べにファミレスへ。
あまり会話のない食事なんて始めて・・・。
食事が終わってホテルへ帰る時に
良さんに言われました。
「どうするの?もうゴメンじゃ済まないんだよ」
「ヒナがどうしたいのかを聞きたいんだけど」
最終的な判断を求められました。
今回ここで私が言わないと先に進めない。
悩み悩んで出た言葉・・・
「別れようか・・・」
若干、速度を上げた良さん。
「それじゃあ今からヒナの家に行こうか!」
「あんたん家の娘が浮気したので別れますって言わないとね!」
確かに事実・・・
でも、別れの理由を彼氏から言いださなくてもいいんじゃない?
家に帰りたくなかったから
「一度ホテル戻る」
と言ってホテルに向かいました。
ベッドに潜り込んで自分を責める。
向かいのベッドでは良さんがTVを見ている。
暫くすると足音が聞こえ、こちらのベッドに座る。
「どうしたんだよ、顔出せよ」
口調は優しいけど、彼の顔を見る事が出来ない。
何度も布団をどかされそうになったけど
必死に抵抗した。
「・・・・・ごめんなさい・・・」
そう言って溜めこんでいた気持ちが一気に溢れてきた。
布団を被りながら泣き声を抑えようとするが
力が入らない。
「ヒナは俺と別れたいの?別れたくないの?」
「別れるの嫌・・・・・一緒にいたいよ・・・・」
掠れる声でやっと言いだせた本音。
もうこの言葉に偽りはない。
長谷川よりも誰よりも、良さんの事が大事だって分かった。
布団から顔を出すと優しくキスをして抱きしめてくれた。
そしてそのまま、今までお預けしていた欲求を満たしました。
「もう、相手と連絡しちゃだめだよ」
「今回までは許すけど、次はないから覚えておきな」
良さんの目の前で、
『もう連絡しませんので、そちらからもしで来ないで下さい』
という内容のメールを送り、
携帯番号、アドレス、メールを全部消去しました。
年始からは、もう派遣としてうちの職場にくる事は
なかったので、顔も合わせなくていいなと思いました。
何度か着信がありましたがシカト。
1月末には、今度はお互いに知らない土地で
デートしようかって話し合って
熱海 でデートの計画を立てました。