ユアテル♪

ユアテル♪

そんな深い意味はありません。ふと思ったことを
書いていきます。

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目が覚めると私はベットの上にいた。

 

私は夢を見ていたんだ。

 

この世界に戻ってきたんだ。

 

できることならこのまま夢の世界に飲み込まれた方が良かったんじゃないかと考えた。

 

そういえばここはどこ。

 

心当たりがない。

 

起きた?

 

目の前から声がする。

 

私より大人びている男性。

 

どこかで見覚えが…

 

二日間寝っぱなしだったから心配だったよ。

 

あなたは誰?

 

微笑みながら口を開く。

 

そのうちわかるよ。

 

意味がわからない。ここはどこ。

 

と言っても教えてはくれなさそうだ。

 

二日間寝たきりだったからお腹空いてるでしょ、

 

白いテーブルに差し出してくれたのは白いお皿に乗ったパンとその上に

 

乗っている目玉焼き。

 

君が好物な目玉焼きトーストだよ。

 

…なんで 

 

なんで私の好物だってわかるの

 

でも彼は微笑むだけだ。

 

疑問ばっかりで頭が追いつかない。

 

すると、ぎゅーお腹がなる。

 

今は考えるより食べる方が先だ。

 

今にもお腹と背中がつきそうな感覚だ。

 

一口食べる。ただのトーストに目玉焼きが乗っているだけなのに

 

なぜか懐かしく感じる。

 

そして、涙が頬につたう。一口 一口

 

食べるごとに大粒の涙が。

 

そうか私は、こんな日常なことを求めていたんだ。

 

いつも広い家に置いたテーブルに一人でサランラップがかかったものをレンジで温めて食べる。

 

広い家に一度は暮らしてみたい!みんなの理想だろう。

 

だが私にはそれが心を凍らせるんだ。

 

いつしか私は何も美味しく感じなくなった。

 

いつぶりなんだ。

 

こんなに暖かくて美味しいと思うようなもの食べたの。

 

目の前の彼は私の頭を撫でながら微笑む。

 

暖かい手

 

大きい身体

 

優しそうな顔

 

この人は私にとっての天使なのかもしれない。

 

いや、そうであって欲しい。

 

この人と入れば私は変われる。

 

真っ暗闇の目が少し光が入ったような気がした。

 

私は彼についていこう。

 

そういえば、名前はなんて言うの?

 

俺の名前は、乙矢大輝

 

乙矢大輝… あ!私の名前は

 

知ってるよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「りお」