高齢ドライバーの逆走や事故が絶えないですね。

私の両親も高齢です。父親は認知症で7年くらい前に免許は返納しました。

「あれ?ちょっとあやしいかも?」と認知症の初期症状を疑ったときに返納しました。高齢の親の免許返納について家族で悩んでいる方へ説得方法など少しでもヒントになればと思います。

 

 あれは7年くらい前だったと思います。父親の認知機能があやしいと感じていたので免許返納を勧めることにしました。(父親の認知機能のあやしさについてはまた後日詳しく説明することにします)

 

 私は姉、兄、私の3人兄姉です。まずは姉が免許返納について話を切り出します。

すると、「なんで免許返さなあかんのや!ボケてへんぞ。」と珍しく大きな声を出す父。まぁ、父と姉はもともとあまり仲が良い方ではないので想定内。一番仲良しである末っ子の私が説明します。

「お父さん、最近ちょっと物忘れしてるねん。車の運転も荒いから気になっててん。今まで無事故無違反やったし、今の状態で返納しない?最後に事故起こして周りに迷惑かけたくないやん?お父さんが事故起こしたら家族だけじゃない、婿たちにも迷惑がかかるで。」

ちょうどその頃、高齢ドライバーの事故のニュースが立て続けにありました。

少し考えたのち、「そうやな。無事故無違反やしな。みんなに迷惑かけられへんからな。」と言った父。気が変わらないうちに翌日には私が付き添って警察署の交通課に行くことになりました。

 

 翌日・・・警察署の交通課にて。若い女性の警察職員の方が対応してくれました。

でもその際に父に対して確認されたこと。

「免許返納はご自分の意思ですか?家族の方に無理矢理返納するように言われていませんか?最終的にはご自身で判断して下さい。」

何度もしつこく確認されていました。

あ、そんなに確認するのね・・・。父の気が変わらないか焦る私。

父は「自分で決めました。今日はもう帰りも運転できなくなるので娘に連れてきてもらいました。無事故無違反で返します。」とどこか晴れやかな表情に見えました。

 

 現在は80歳の父ですが、今まで無事故無違反だったことは誇らしいことだったと思います。何度もそれを言っていました。あとは子どもだけじゃなく、婿に迷惑をかけたくないという気持ちも強いようでした。

認知症が進行してしまうと、コミュニケーション自体もあやしくなりますし、理解も難しくなるので、早めに免許返納について進めていくことが重要です。

本人の気持ちも大事にしながら。

車の運転ができなくなることで、生活上困ることもでてきます。各市町村で違うと思いますが、タクシーチケットがもらえたりする場合もあります。

また、できる限り送迎とか協力する旨も伝えます。(実際は私も仕事をしているから難しいのですが、そういう想いでいることを伝えることが大切!)

そのうち、今までは車で行っていた買い物も歩いて行くようになりましたよ。

ちなみに認知症には散歩など軽い運動が大切です!!

 

 真面目で家族想いの父が高齢になり、認知症や免許返納など様々な問題に直面します。ショックではありますが、どうすることもできない仕方のないことです。でも私にできることはしっかりしていた頃の父を忘れず、変わらない想いで接していきたいです。私にとっては大好きな父なので、他の家族がイライラしていたり介護に疲れていたら父にも家族にも寄り添っていきたいと思います。今までの父の歩んできた人生も大事にしながら・・・。