つづき★
※画像は全てお借りしたものです
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ディーン達は手分けしてバーを捜すがハズレばかり。今夜はもう無理そうだと諦めてサムに夕飯の調達を頼むディーン。
(食事の調達は交替制とか可愛いんですけど(ㆁωㆁ*)
S「いつもの?」
D「ベーコン多めで♪」
電話を切ると、このバーで切り上げだとさっそくバーテンに聞き込みを開始。
裏ポーカーをやってるだろうとカマをかけて聞き出そうとするけど中々教えてくれるワケもなく……
結局お金を掴ませて情報ゲット!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190303/23/hinamatsuri53/15/db/j/o0624035214365887994.jpg?caw=800)
裏のエレベーターで地下に行ってみてくれと言われさっそく向かうディーン。
ところが……
そこからなんとっボビーが出てきたじゃないか!
D「ボビー⁉ここで何してる?」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190303/23/hinamatsuri53/9e/ad/j/o0300016814365888002.jpg?caw=800)
B「決まってるだろ。事件を調べてる。手伝っちゃ悪いか?」
D「俺より先に見つけた……」
B「足がだめでも頭はお前よりいいっ」
(ぶっ(;・∀・)ボビー……(´-﹏-`;)
D「ポーカーしてたか?」
B「ああ」
D「止めさせたんだろ?」
B「…………」
D「ボビー?」
B「そんな事はしていない」
D「じゃ何をした?」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190303/23/hinamatsuri53/54/72/j/o0320018014365888005.jpg?caw=800)
B「…………………」
D「それで………」
B「負けちまった…」
(え、えーーΣ(゚Д゚)
D「おいっ、どういうつもりだ?!魔女を相手にして勝てるワケないだろっ!?」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190303/23/hinamatsuri53/e6/fc/j/o0320018014365888009.jpg?caw=800)
B「説教なんかされたくないねっ」
(おいおい、どーした?ボビー(*_*;
D「大バカだよっ」
B「年を取るのは俺だっ。好きにさせろっ」
(ホントにどーしたボビー(・・;)
D「それでいくつ年をとる⁉」
B「…………25歳だ」
D「…………………。取り返すぞっ‼」
そう言うとディーンは地下へと下りて行った。
地下ではパトリックらしい男が得意気に客の性格を分析して話して聞かせていた。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190303/23/hinamatsuri53/31/98/j/o0300016814365888011.jpg?caw=800)
そこへディーンが話があると割って入る。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190303/23/hinamatsuri53/cb/8f/j/o0320018014365888013.jpg?caw=800)
(調子のいい男じゃな(;´Д`)
D「邪魔して悪かったな。カモのカップルがいたのに」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190303/23/hinamatsuri53/90/64/j/o0320024614365888024.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190303/23/hinamatsuri53/81/c1/j/o0300016814365888043.jpg?caw=800)
P「気にしてないよ。損はしてない」
そう言ってパトリックはさっきの客から盗んだ高級時計を見せる。
D「……………」
ディーンはテーブルの下で銃をパトリックに向けた。
P「なあ、君の話というのは奥さんか彼女のことなんだろ?」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190303/23/hinamatsuri53/90/64/j/o0320024614365888024.jpg?caw=800)
D「………??」
P「お母さんでも妹でもいいが僕は真剣に付き合った」
(何言ってんだ?コイツ(-.-;)
D「見当違いだ、男魔女!友達の年を返せっ」
P「あ〜……そっちの方か。悪いが彼は負けた。仕方ない」
D「なら負けを取り消せ」
ディーンはテーブルの下で銃の安全装置を外した。
P「いいよ。撃ってみろ。それで気が済むならな」
D「……………」
P「銃なんかじゃ僕を殺せない。傷一つつかないさ」
D「…………」
P「友達を元に戻したいなら僕と勝負しろ」
D「分かった」
B「ディーン、やめろっ」
D「俺の年なんだぞ。好きにさせろ」
と、突然ボビーが苦しそうに咳込んだ。それを見たパトリックは咳止めいる?とわざとらしく出して見せた。ボビーは非難の目でキッと睨むが苦しくてたまらない。
(ボビーーーーー。゚(゚´Д`゚)゚。
D「そんなもんいいから早くしようぜ‼」
P「何をかけるか知ってるな?」
ディーンが笑みを浮かべて頷くと…
パトリックはゲームの準備を開始。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190303/23/hinamatsuri53/81/c1/j/o0300016814365888043.jpg?caw=800)
ボビーの心配をよそに話はまとまりパトリックはまたチップに向かって呪文を唱え出した。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190303/23/hinamatsuri53/02/5a/j/o0299016814365888072.jpg?caw=800)
すると……
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190303/23/hinamatsuri53/04/34/j/o0320016214365888075.jpg?caw=800)
見る見る内にチップから炎が上がった。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190303/23/hinamatsuri53/9c/9c/j/o0320018014365888078.jpg?caw=800)
D「………………………」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190303/23/hinamatsuri53/53/42/j/o0320022414365888083.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190303/23/hinamatsuri53/de/3a/j/o0320018214365888087.jpg?caw=800)
そしてその灰がボビーに降りかかった。
B「………………」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190303/23/hinamatsuri53/6a/f3/j/o0624035214365888089.jpg?caw=800)
D「………………」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190303/23/hinamatsuri53/1b/59/j/o0320018014365888094.jpg?caw=800)
何が起こったのか…
ディーンとボビーは無言で顔を見合わせる。
B「…………」
D「…………」
P「取り返す自信はあるのか?」
D「早くカードを配れ」
P「いいゲームになりそうだ」
(うーん…マジで嫌な予感しかしないわあ(;・∀・)
夕食を調達したサムがモーテルにご帰宅。
S「なあ、ディーン。収穫あった?」
先に帰っていたと思われるディーンに話しかける。
D「ああ、一応な」
(あら、無事だったのね(ノ´∀`*)
S「!!??」
(ん?どーした?サム(@_@)
奥から聞こえて来た声に驚き慌てて銃を構えるサム。
S「お前は誰だっ?!」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190303/23/hinamatsuri53/08/16/j/o0320023814365888101.jpg?caw=800)
D「…………そうだ」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190303/23/hinamatsuri53/54/7b/j/o0320018214365888110.jpg?caw=800)
(はあああああああ?(; ・`д・´)
S「一体何があったんだ!?」
D「例のゲームさ。負けたんだよ」
S「負けた?!ポーカーは得意だって自慢してたじゃないかっ」
D「得意だよっ。黙ってろ‼」
S「………………」
ディーンはハンバーガーを手に持って齧りつくと続けた。
D「それよりこんな年寄り撃つつもりだったのか?」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190303/23/hinamatsuri53/42/e9/j/o0320024014365888114.jpg?caw=800)
(ぶっ……年寄りって…確かにそうだけど(;・∀・)一体何歳負けたワケ?確実に25歳以上だよね、この老けっぷりはっ(; ・`д・´)
S「兄貴だって分からなかったから……だって…自分の顔顔見た⁉」
(そら、そうだっ(;一_一) D「しっかり見たよ。タイタニックの婆さんみたいだろ?」
(タイタニックのお婆さん役の方に失礼だよ、お兄ちゃん(;・∀・)素敵な可愛いおばあちゃんだったもん)
S「ていうか……皇帝パルパティーンみたいだ」
(ちょっと面白がってないかい?(´-﹏-`;)
そんな会話をしていると勢いよくドアが開いた。
ボビーだった。
何だかバツが悪そうに目が泳ぐディーン。
B「共和党のマケインに挨拶したか?」
(多分、ジョン・マケインっていう人の事だと思う(*゚∀゚)
S「…ああ」
D「…………」
S「初めから説明してくれる?」
D「ボビーのせいでこうなったんだよっ」
B「言っとくが俺は頼んじゃいないぞっ」
D「見殺しにすりゃ良かったのか⁉」
B「負けたのも俺のせいか⁉冗談じゃない」
S「…………………」
そのやり取りを見てサムは可笑しそうに……
S「じいさん漫才だな」
(笑ってる場合じゃないよー(=_=;)
D&B「ガキは黙ってろっ!!!!」
(ぶっ(*゚∀゚)ハモった……(´-﹏-`;)
S「…………!!」
D「負けるに決まってるだろう。相手は魔法使いだ。男がタイツはいてる時代からポーカーやってる」
B「何も分かっとらん」
D「ボビーの気持ちは分かるぜ。若い頃に戻って車イスから解放されたいと思ったんだろう?考えたよなっ。まっ、無理もないが」
(そ…そうなんだ…(๑´•.̫ • `๑)
B「お前には分からんっ」
ジロリとディーンを睨む。
D「……ああ、分からん。車イスの気持ちはな。だが俺は地獄に堕とされた上に大天使に狙われてるんだぞっ⁉」
B「…………」
D「見ろよ。ボビーより老いぼれてるんだぜ?胃がキリキリいってる」
S「……確かに鳴ってる…」
サムに言われ改めて自分の腹部に注意を向けるディーン。
D「…………う…うう……」
そしてディーンは気持ち悪そうに座り込んでしまった。
D「心臓発作だっ」
S「!??」
B「……発作なんかじゃないっ」
D「うっ…じゃ何だ?!」
B「胃液が逆流したのさっ。年を取ると脂っこいのは消化できん」
(あはははは…………(;・∀・)
D「………」
B「チーズバーガーはやめといた方がいいぞー」
D「…………」
チーズバーガーが食べられないと分かって心底悲しそうに下を向く。
(そんなに好きなのか、チーズバーガーがっ(´-﹏-`;)
B「どうする?愚痴っても仕方ない。お前の年を取り戻す方法を考えよう」
S「………」
B「おそらくチップに仕掛けがある」
S「…………」
D「…………」
ボビーの意見に親指を立ててOKの仕草をするディーンだけどもの凄〜く気持ち悪そう。
(ベーコン多めだしねっ(;^ω^)
D「俺がチップを出したらヤツが呪文を唱えたよ。で、ボビーが元に戻った」
S「問題はそのチップだな。魔法がかかってるってこと?」
B「間違いない。ディーン、呪文は覚えてるか?」
D「ああ、一字一句」
(えーあんなへんてこな言葉の呪文よく覚えられたね(・・;)アレは何語なんだろう…)
S「それならチップを盗み出せばいいんだ」
D「50枚盗もう。早くハンバーガー食える体に戻りたいっ!!………………うっ………………じゃ、行くか」
B「その前に服を着てくれよ」
ボビーは年寄りのローブ姿なんか見たくもないといった風に呆れてディーンに言った。
(おじいちゃんになってもディーンはディーンだねっ(;・∀・)やれやれ(´-﹏-`;)
その3につづく★