副作用で地味に辛いものが、お口関係のトラブル。
味覚障害・口内炎(粘膜障害)
どちらの辛さも、白血病の闘病記などで知っていた私は、開始前から
恐れていました。(^-^;
でも結果的に、どちらもほとんど出ませんでした!
予防をすればかなり防げそうなので、私がやっていた予防やケアを
ご紹介したいと思います。
【化学療法前にすること】
歯石取りなどの徹底したクリーニングを受ける
これ、重要だと思います。
私が通っている大学病院は、歯科と連携していたので、化学療法前の
クリーニングや、化学療法中の注意点や指導を受けることが出来ました。
普段から、犬歯のとがった部分が舌にあたって、よく口内炎に
なっていた箇所があったので、その歯を少し削ってもらうことも
しました。
実は私、虫歯がないこともあり、歯石取りするなんて20年以上ぶり・・?
クリーニングくらい受けなきゃなぁ(;´・ω・)
【点滴中にすること】
点滴中にひたすら氷をなめる!
私の担当医は翌日のお昼頃までと言ってました(!)
これ、治療が秋~春だったので、手足のクーリングもやりつつで
本当に寒くて辛かった。
それでも副作用が出るよりマシと励ましつつ、もこもこのパーカー
着て乗り切りました。
点滴中は唾液に薬剤がしみてくるらしいんですよね・・。
おそろしい・・・!
血行を悪くして、巡らないようにするのと、染み出してくる薬剤を
薄めて粘膜を保護する役割があります。
最初はペースがわからず、点滴中に氷のカップ2個消費してたのですが
ペースがつかめてからは1個におさまるようになりました。
私は点滴後はもう寒くて仕方ないので、申し訳程度にしか氷を
なめていませんでした。
一応、翌日のお昼までは、意識はしてました。
【点滴後にすること】
歯ブラシの徹底。
うがいの徹底。
活躍したツールたち。病院の購買部大活躍でした。
・音波歯ブラシ
一応柔らかい歯ブラシを準備しておきましたが、普段から使っている
音波歯ブラシの弱で乗り切りました。
歯ブラシの硬さの調整ができないので、歯に「当てる」のではなく、
「添える」イメージでそっと磨いてました。
・ジェル歯磨き
歯磨き剤は病院で売っていた低刺激のジェル歯磨きのみ使用
・液体歯磨き
こちらも病院で売っていたアルコールフリーの低刺激液体歯磨き
ドラックストアでも売ってます
・うがい薬
外科の先生は普通にイソジン出してきますが、歯科ではイソジン
だめですよ~と指導を受けてました(^-^;
こういう科やスタッフ間の認識のズレはしばしば遭遇しました。
ということで、外科の先生にはアズノールに変えてもらいました。
アズノールは風邪のときも口内炎のときも活躍するので
お気に入りです。
・乾燥時のジェルスプレー
化学療法後、口の中がピリピリしたり、乾燥したりするのですが
そんなときには病院で購入したジェルスプレーを使ってました。
乾燥するとトラブルの原因になってよくないようなので、
必需品だと思います。
こういったケアやツールのお陰か、いわゆる粘膜障害は出ず、
免疫があがる頃に、普通の口内炎がポツリと出来る程度で
済みました。
あと外科でずっとピドキサールが処方されていたので、その効果も
あると思います。
病院で副作用ごとの手作りのケア冊子をもらっていたので
そちらも参考にしていました。
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