これの続き






任務を終えた私たちは、

帰路につくことに。

やっと帰れる〜





乗り込むなんてしないよ〜

もっと、

別の方法で。ね。





出てくるところまでは、

さすがに待っていられない。





大丈夫。

愛車にはボイスレコーダーが設置してある。





逆算していけば、

何時にラブホから出て来たのか分かるから、

滞在時間が分かる。




ボイスレコーダーは、

連続で24時間は

録音できるタイプだったので、

余裕。





もうすでに、

夜中の12時を回っていて。

家に着くの何時かしら





友達には、

本当に申し訳ないし、

本当に助かった。

本当に感謝しかない。





でも。

この尾行、

本当に

楽しくって、楽しくって!!





相手にバレないように、

GPSで検索して、

追いかけて、

探して。





なんか途中からゲームみたいになって。





青春時代を思い出したってゆーか、

みんなで力を合わせて、

この難題を説くぞ!



あっちだ!

いや、こっちだ!

あれ、そっちだ!



みたいな。




一人じゃとても、こんな楽しむ事は出来なかったけど、みんながいたお陰で本当に精神的な支えにもなった。






無事、

自宅に帰って、

両親に今日のことを報告する。





多少、顔が引きつっていたのは、

私の執念の尾行に対してではない。

と、信じたい。




両親的には、

すごくショッキングな報告だったと思うけど、

私がテンション高く報告していたからか、

両親には心配させずにも済んだかな。

だって楽しかったから





私が落ち込んでいたら、

両親も落ち込んでしまうだろう。



 


とにかく、

私は大丈夫。






そして、

数日後、ボイスレコーダーも無事に回収。





これから、

この膨大な時間数のボイスレコーダーを、

聞かないといけない作業が待っているのかと思うとウンザリするが、もう一踏ん張り。







そして、

ラブホデートの一週間後。





この一週間、どんな顔して接していたのか、

全く記憶にないが…





多分、私の対応が今まで以上に、

冷たかったのであろう。

アタリマエダ





この日、

再び同じ家にいる夫からライン真顔




いつもいつも、

本当に何なの?!

直接言えやっ!





制裁の日まで、


あと…


少し真顔

待ってろよ