10月22日(土)

ほんとこの日も
いつもと変わらずだったヒナ

ただ朝ごはんの食いつきが
ちょっと悪いかなぁ…
ときどき食べムラもあるし
昨日はいつもより よく食べたし
まだお腹減ってないのかな…

そんな程度でした。。。


異変は午後8時頃
顔をピクピクと
ひきつらせてから始まりました

もう発作だとすぐわかったので
録画をはじめ坐薬を用意しました。
2分ほどの顔面のみのてんかんでした

約1年ぶりの発作です。

今思えば、この2.3日
眠りがなんだか浅いように感じていて
何か前兆だったのかもしれません


夜間診療時間だったので
病院にも一応確認の電話を入れました


変に動かすとそれが刺激になり
また起こすかもしれないと言われ
坐薬だけ追加でもらいにいきました


のちに2回坐薬はしましたが
以前と違うのは
ヒナの興奮状態が
なかなか落ち着かないことでした


ヒナは明け方4時頃にも
小さな発作がありました
そこから落ち着いたように見えましたが
それは見えただけでした。。。



10月23日(日)

11時に主治医で予約を入れていました
意識が朦朧だった
ヒナの様子を見て待てないと思い
ダメ元で診療前に電話しました

3回目で通じ事情を話すと
「すぐに連れてきてください」と

病院の自動ドアに向かうと
看護師さんが中から走ってきて
急いでヒナを連れていきました

すぐに処置室に呼ばれました
先生、看護師さんが
ヒナを囲んでいました…
たくさんの管や酸素マスク…
血管確保 注射…

最初は入院と言われていました

でも

もう一度
心音を確認したとき
主治医が

「心臓が止まりそう」

主治医、看護師
交代での心臓マッサージ
長く長く
してくださいました…

「ヒナちゃんの
お顔を見てあげてください」
「声をかけてあげてください」

看護師さんに言われ

私の横で一生懸命
心臓マッサージをする主治医を見て

涙がポロポロ

あぁ、もうきっとダメなんだな…


「先生ありがとうございます
もう十分です…」

そう言いました

「ヒナがんばったね もういいよ」

顔を撫でながら言いました

午前9時頃でした。。。

24時間のうちで
何度もてんかんを起こすと
脳圧が高いままで脳のダメージが大きく
死に至るそうです



怖かったです



助かったとしても

てんかんでさらに脳がダメージを受け
今よりひどくなるヒナを見ることが…

ヒナがヒナでなくなる怖さ…


それでも

私は
もっともっと
ヒナのお世話がしたかったです
手がかかってほしかったです


これも私の気持ちです…


介護は感情が入り混じるというか
平常心を保つのが状況によっては
かなり難しいものでした



それでも1年7ヶ月…

私なりに精一杯
ヒナのお世話はしてやれたかなと
そんな気持ちも持てていて…
そこには大きな後悔はありません

ヒナはあっけなく逝ってしまったけれど
介護という密な時間は
私を悲しませないよう
長い時間をかけて
お別れをしてくれたんだと
そう思うようにしています…

まだまだ努力は必要ですが😊



そして最期を迎えたのが
ずっとお世話になっている
主治医とS先生のいたこの日でよかったと…
一緒に看取ってもらえてよかったと…
心から思いました



時間帯で
運、不運となるのも辛いです

食べられなくなり
だんだん弱っていく姿を見て
亡くなるのも辛いです

そして
元気だったのに
突然亡くなることも辛いです


気持ちが穏やかでいれたのは
空が明るいうちだけ…

一緒に並んで寝た夜は
おててを握りしめ
ずっとずっと泣いてしまいました



10月24日(月)

ヒナを見送る日🌈

前足と尻尾の毛
「ヒナ、ちょうだいなぁ」
ハサミでちょっきん✂️



綺麗にしてもらい
シャンプーのいい匂い
ヒナの最後の匂い
ずっと残るよう密封袋に入れました✨



モモも一緒に最後のドライブでした
向かうと晴れ間がでてきて
少しだけヒナも日差しを浴びました☀️




帰りは小さくなったヒナと

思い出の公園に寄りました😊


ここはモモは初めての場所です


お散歩断固拒否のモモが

一周ですが歩いてくれたんです👏








ヒナのおかげかなぁって✨




姿がないのはやっぱりさみしいです…


なにもしなくていいのがさみしいです…



でもゆっくりがんばります💪

これからもよろしくお願いします😊