⬇︎前回のお話



涙と鼻水とで

くちゃくちゃになった顔の


ひゅうちゃんが立っていた。




そして

ひゅうちゃんは私の顔を見ると




泣き止み

私の足元に駆け寄ってきて




私の足を

ギューっと抱きしめた。





きっと




泣いてるのに

抱きしめてもらえなくて


更にひとりぼっちにも

なってしまって



さびしかっただろうし

悲しかったはずなのに




なのに…





こんな私でも

こうやって必要としてくれるんだ




そう思うと




また胸がキュっと

苦しくなって



私の目からは

沢山涙が溢れた。



そして…