体中に
心臓の音が響く。





震える手に持った
「2本線の入ったプラスチック」を






何度も…



何度も…



何度も…








確認して思う。






「妊娠してる」






19歳の冬の事だった。






今思えば…
すごく幸せな出来き事のはずなのに






当時は、
「ダメな事をしてしまった」






と、喜ぶどころか自分を責めた。






とりあえず
電話を手に取り…







プルプルプル…




プルプルプルプル…






その音と共に
心臓の音がどんどん大きくなっていった。






勇気を振り絞って







発した一言に…






「え?!うそ?
まじかよ…。えー…まぢか…」





「…。」






あなたが




あなた達が






こんなにも愛おしいと知らなかった私達






ただただ
困る事しか出来なかった。






中洲で出会い、水商売を上がった彼が
東京で新たな仕事を始めて間も無くの出来事でした。





更に…




半駆け落ち状態で東京に出てきた私は



既に「もう地元に帰りたい」と
心変わりしていた矢先に気づいた





妊娠でした。





 
つづく…   











沢山の共感コメントありがとうございます😭
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また続き書いていきます🦋✨




心育児研究家♡日菜あこ


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