⬇︎前回のお話💗💖💜






彼が言葉を発するのを
待つ時間は…





まるで時が止まったかの様だった。






「男だったら…」







「男だったら?」









「ルキがいい!!!」







ルキ…



 

ルキ…




 
え…





可愛いじゃん…。





と、思ったものの…




「でも!!!




やっぱり
私が考えた名前じゃなきゃヤダ!!!」







そう言うと
彼は…





「ぢゃ、何?!」






と、喧嘩越しに
言ってきてたので





「なんか…




なんか、強そうだけど
優しい名前で…



とにかく
私が考えた名前じゃないと無理!!」





そう強く言い返すと…





「じゃ、もう勝手にしろ!」 





と彼は
どんどん先へと歩きだし


人混みの中へと消えて行った。





「は?!妊婦置いてくとか
まぢありえない!!!」




私は



「今日は結婚記念日」
と言う事もすっかり忘れ






モヤモヤでいっぱいだった。





「このまま家に帰っても
イライラするだけ。」




と、
イライラしてるはずなのに…






目からは





なぜか涙が溢れそうだった…。






私は
家と反対の方向へ歩きだし





「きっと



きっと赤ちゃんにピッタリな
素敵な名前を考えて見せる!!」






そんな想いと勢いだけで
前へと進んだ。





すると…






「あれ?
ねぇ!!覚えてる?私だよ!私!!」






【続く…】➡︎第117話「悪口」




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心育児研究家♡日菜あこ





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