⬇︎前回のお話💗💕💖
派手な服に
キラキラのバッグを持った
女の子が手を振っていた。
「ユアだよ！！
上野の店で一緒だったユア！！！」
そう手を振る彼女は
妊娠する前に働いていた
キャバクラの女の子だった。
「あ！久しぶ…」
そう、
言葉を返そうとした
その時
「ねぇ？太った？！」
と、
言葉をかぶせてきた。
「あ…その…」
そう言ってお腹をさすると
「え？！あ、そっか！！
それで辞めたんだけ？！」
「そ…」
と、
返事をしようとすると
また
「なんか…
やばいね！ウケるね！」
と、言葉を被せてきた。
そして更に…
「なんかー？
ダサくなってない？！
やっぱ主婦になると
女子力なくなっちゃうんだ〜！！」
そう言って
足の先から私を見上げた。
私は
ちょっとムッとした物のの…
「赤ちゃんの為だから！！」
私はそう答えた。
すると
「へぇ〜！
なんか、ウケんね！！
てか〜！
私だったらそんなお腹じゃ
恥ずかしくて外歩けない〜！」
そう言って
彼女はクスっと笑った。
久々会っていきなり何？！
と、
喉から言葉が出かけた。
でも、ここで揉めて
「赤ちゃんに何かあったら…」
そう思った私は
「ごめん！急いでるから！！」
そう言って
その場から離れ様とすると…
「え！？
ちょっと待って！！
怒っちゃった？！」
と、上目遣いで
私の顔を覗き込んできた。
「べつに…」
そう、低い声で答える私に
彼女は…
「よかった！！
実は…
お願いがあるの！！」
お願い…？
