さて、先日書いたパノラマDX。
なんとかカタチになりました。
んが!
結果的に私が所有するには不合格。
まぁ、元々加工の練習用にジャンクで買った物でしたしね。
ボディの痛みも含めて現物見た時点で、加工して出品となるのは決まっていました。
加工内容としては。
★8801(M車)豊橋側
・前面TNカプラー取付 → TAVASAのパーツ使用
・ボディのカプラー干渉部切除
・M車モーターと台車内のギア撤去
・車内窓から見えてしまうシートパーツ切断
・同上前後基盤を繋ぐ金具撤去
★8802(T車)岐阜側
・ヘッドライト電球色LED化
・ヘッドサイン白色LED化 方向関係なく点灯
・テールライト高輝度化
・標識灯(緑)点灯化
前面TNカプラーですが、かなり苦労しました。
TAVASAのパーツに組み込んでから瞬間接着剤で固定し、薄く削らなくてはなりません。
そもそも製品のスカートにダミーカプラーと電連が付いており、小さい開口部にカプラー本体を通して首振りするさせるにはそれしか方法が無かったです。
結果的にボディは切削しなくても首振りさせられる事はわかりました。
ですが今回のやりかただと少しカプラー高が高いですね。
もう少し低い位置にいかないとダメでしょう。
目玉のライトの加工ですが、元々付いていた物は全て撤去し、チップ式+ポリ銅線で作った物合計5個を付けるという原始的な方法になりました。
具体的に書くと、ヘッドライトはまんまで良いのですがマーク用は白は逆向きに2個並べて配線し、どちらの方向でも点灯するようにしました。
テール兼標識灯も同じ要領で、赤/緑で作っています。
注意点は、赤と赤以外の色を同じ回路でつなぐと赤以外が点灯しなくなる事。
なのでサイン用の白だけ、別の場所に抵抗を付けてそちらから繋ぎました。
お世辞にも美しく出来ていないので、加工した基盤の画像は出しません(笑)
あ、点灯の写真は出そうか(笑)
ご覧の通り、マークの光がヘッドライトに漏れるので最後尾の場合のマーク点灯はしない方が良いかも。
GMのパノラマスーパーも点灯しませんしね。
ヘッドマーク兼ヘッドライトのLEDとすれば加工も随分楽になる。
構造的にはKATOの旧221系に近いので遮光対策はほぼ無理でしょう。
スカートの隙間から線路にまで光漏れしてるなぁ。
室内灯入れればコレは軽減できそうだけど。
そしてなにより。
岐阜寄りに連結される事はあったのか?
名鉄が特別車と一般車の組合せになった時、特別車は豊橋寄りに組成されているようで。
そうなると、ライトの加工をすべきはM車で連結化すべきはT車だったかも。
最初はカプラー加工もM車の方が簡単に見えたのですが、やってみた感じはT車の方が簡単そうです。
スカートの構造が違っていて、かなり色々と考えさせられました。
いや~疲れた。
先人達が具体的な加工について画像をあまりUPしていない理由がなんとなく判った気がします(笑)