グリーンマックス。
略してGM。
元々はプラキットを多数発売していたメーカーです。
現在は完成品も出ている事は周知だと思います。
で。
結構他社で出てない物があるので意外と重宝します。
が。
動力車にあれこれあるんです、あれこれ。
初期の完成品は下回りがTOMIX製だったんですよ。
そして、その後に開発した動力ユニットは1両に2個のモーターを内臓。
現在はコアレスモーターにフライホイール内臓になったみたいです。
全てに一長一短があります。
先に我が家の車両を書いておきましょうか。
・キハ75（高山線仕様） → コアレス搭載の最近の製品
・キハ150（富良野線仕様） → 初期のTOMIX製動力の製品
・キハ54（機器更新車・急行仕様） → 2モーターの製品
・東武6050 → 2モーターの製品
以前はキハ200の初期製品も居たのですが諸事情で手放しました。
さて、書いていきましょうか。
★初期製品
TOMIX製の動力ユニット。フライホイールは入っていない。
利点。
・TNカプラーポン付け
欠点。
・床下機器が流用のため形状が違う可能性大
・シート形状が完全に違う場合多数
★2モーター製品
1両に2個のモーターを内臓した唯一無二の動力ユニット。フライホイールはない。
利点。
・モーターが2個入っているので、どちらかの通電が途絶えても動くために突然停止しにくい
欠点。
・2個のモーターが完全に同じ性能の事はまずないので根本的に走行性能は良くない
・動力車にTNカプラーを付けると台車に干渉する
・干渉しないTNカプラー（JC6360）を使うにはスカートの接着を剥がして接着再取付になる
・モーター車はカバーが車内に若干出てる
★コアレスモーター製品
GMだけのコアレスモーター動力ユニット。フライホイール内臓。
利点。
・素晴らしい走行性能
欠点。
・めっちゃ低い電圧で動き出す（KATOハイパーDでも常点灯は難しいかも）
・モーター車はカバーが車内に若干出てる
・TNカプラーに換装すると連結面間隔が狭すぎる（貫通ホロを接着したら連結できなくなるくらい狭い）
まぁ、どれも個人的には入れ替えしたいレベルです。
劣悪な走行性能で話題になった2M仕様ですが、実は走行性能を大きく改善する方法があります。
前にも動力の協調性能の記事で書いた事と繋がる内容ではありますが。
元々は片側の台車にモーター1個、タイヤ付車輪が1軸といった感じになっています。
なのでゴムタイヤを片側台車に集約するだけで相当に改善されます。
書くと1行だけどアレだな（笑）
台車を分解して、車輪を入れ替えすれば良いワケではあります。
しかし、1本だけタイヤ付車輪を軸から抜いて差し替える必要があります。
軸に付いてるギアの位置が偏芯なので、そのまま入れ替えるとタイヤ付が2本のレールに対して1本には4軸、1本には2軸になってしまうんです。
軸からの外し方としては、ギアと車輪の間の軸をピンセットで挟み、押し込んでいって差込を抜くような感じかな。
ラジオペンチでも代用できるとは思います。
効果は絶大。
嘘。絶大は言いすぎ（爆）
けど、相当に普通に走るようになります。
東武6050はこれで対策しました。
キハ75はコアレスですが、ホロを付けたい。
ですが良い対策がないのでそのままです。
ドローバーは格好悪いし連結も面倒だし。
そしてキハ150とキハ54。
実はTOMIX製の動力と下回りへの組替えを考えています。
初期製品がTOMIX製動力だった事もあり、そのまま組替えできそうなんです。
試しに2Mのキハ54にキハ58の下回りをはめてみたら、すんなり入りました。
逆に言えば、床下機器と台車と車内さえなんとか出来ればTOMIX製車両のコアレス化もできそう。
ってか上記3項目って結構な面倒事だよね（笑）
ここから先は個人的なメモを兼ねます。
▼キハ150
車内パーツはキハ58系統が良さそう
床下はキハ183が良さそう
台車はキハ143用に付け替える
ちょっと待て。キハ143の下回りがそのまま使えそうぢゃないか（笑）
▼キハ54
車内パーツはキハ183が良さそう（急行仕様なので）
床下はキハ58が良さそう
台車はキハ183-550用を一部削るなどする
急行仕様でなければ車内はキハ58で良さそうだし、更新車ぢゃなければ台車はキハ40系かな？
う～ん。
なんとかしたいけど廃パーツがいっぱい出そう。
キハ143なんてただでさえ値段が高そうだからそれを使うのもちょっとね。
一応キハ183のフライホイール付動力を1個押えてはあるんですけれど。
どうしたもんか。
とりあえずキハ183のT車床下を拾ってきてキハ54にそのまま付けてみましょうかね。