お腹に力が入ると息が吸えない | 姿勢から美と健康を引き出す 美宅玲子のブログ

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ヨガ・ピラティスをきっかけに心の病・摂食障害を克服。
心身の健康を目指す方への日常的なヒントになるインストラクターのブログです。

お腹に力が入ると息が吸えない


ピラティスレッスンで胸式呼吸法をすると、
「お腹を引き締めたまま息は吸えません~」
「呼吸が逆になったり分からなくなってしまいます~」

という声を耳にします。


お腹を引き締めたら息が吸えなくなってしまうのは

力の入れすぎで、お腹につながる胸や肩、首など呼吸で動くべき場所まで力みが伝搬してしまっているからです。


「お腹は緩めない(膨らまない)けれど、それ以外の肋骨周りや肩・首はゆるめておく」なら呼吸ができます。


最初は神経がおおざっぱで「力を入れると言ったら全身がカチコチになってしまう」かもしれませんが、入れたりゆるめたりコントロールするうちに少しずつ「意識した部分にだけ力を入れる」こともできるようになります。


★呼吸が分からなくなったら、逆になってもいいのでゆっくり息を吐き切ったり吸い切ったりするようにします。
中途半端で浅い呼吸が一番混乱します。


ピラティスの流派によっても吸いながらロールアップする流派もあれば吐きながらロールアップする流派もあるくらいですから、そこはあまり考えす過ぎなくていいです(^0^)/


私がピラティスで習ったのは、「メインの動作をする時に吐き」「準備や戻る動作をする時に吸う」というものです。集中を高めエネルギーを出しやすいので、吐く時に動くのは理にかなっています。
ヨガではまた違います。余裕が出て来るまでは息を止めず、自分が動きやすい呼吸でいいですよ。


ピラティスレッスンでの質問に答えるコーナーでした

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