☆脚すっきり立ち☆
「立っている姿勢が、かかとに体重が乗って股関節が曲がり、もも前が張っている」
という方から質問がありました。
【筋肉で支えて立っている】という状態ですね。
私達は骨という骨格があります。骨だけだと姿勢を維持できず崩れてしまうので筋肉があるのですが、筋肉に頼り過ぎると力みの入ったパンパンな体になりがちです。
骨を積み上げてバランスを取っていれば、楽に立てます。
地球には重力がありますから、前後左右のバランスを取って、一番筋肉の力が少なくて済むポジションを探しているわけです。
と同時に、上下のバランスがあります。
私が質問に回答したのはこんな言葉・こんな主旨でした。
「かかとに『どっかり乗り込む』のではなくて、地中深くまで『鋭く差し込む』。そうして地面からの反力をもらって脚が伸び、つむじが上に行きます。
そけい部は伸び(荷物を背負っている場合には曲がった方がバランスが取りやすいこともある)、すっきりと上に伸びた姿勢になります。」
重力方向(上下)に伸び合うバランスを取って立つということです♪
股関節が詰まる場合は特に、下腹の引き上げ意識は持っていた方がいいです。
・体の後ろ側=尾骨、かかとは下がり
・体の前側=そけい部、恥骨、下腹は上がる
イメージです。
(これはフランクリンメソッドを参考にしています。)
インストラクター美宅玲子ホームページ http://mitakureiko.com