【股関節のやわらかトレーニング】1章股関節のつくり | 姿勢から美と健康を引き出す 美宅玲子のブログ

姿勢から美と健康を引き出す 美宅玲子のブログ

ヨガ・ピラティスをきっかけに心の病・摂食障害を克服。
心身の健康を目指す方への日常的なヒントになるインストラクターのブログです。

『姿勢から美と健康を引き出すマニュアル』2011.5.15版

―――「股関節のやわらかトレーニング」編


第1章 股関節のつくり


 股関節が固い・痛い・詰まる・コキコキいう・ずれている感じ…など違和感はありませんか。
何とかスムーズな状態にできる方法はないかと日々試行錯誤されている方が多いのだと、ユーチューブの反応から伝わってきます。
股関節を柔軟で動きやすい状態にしたいという意識をお持ちの方が思いのほか多かったことが、この特集を作る後押しになりました。

 そもそも、私達の股関節はどのようなつくりになっているのでしょうか。

*丸いくぼみにゴルフボールがはまり、そこから外へ太ももの骨が出ています。

丸いくぼみの形のおかげで、脚は前後だけでなく左右など広い方向へ動かせる可能性を持っています。水道のレバーのようなつくりですね。


 ただし、人間は上体から骨盤までの重さを支え、安定して2本足で立てるように進化したため、骨盤や股関節が簡単には外れないように、周囲を覆う靭帯が強力に何重にも関節を固定し、筋肉も発達しました。




つづく