【コア強化ストレッチマニュアル】第1章・開発したわけ | 姿勢から美と健康を引き出す 美宅玲子のブログ

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ヨガ・ピラティスをきっかけに心の病・摂食障害を克服。
心身の健康を目指す方への日常的なヒントになるインストラクターのブログです。

『姿勢から美と健康を引き出すマニュアル』2011.3.1版

―――「コア強化ストレッチ」でしなやか美人!編


第1章・コア強化ストレッチを開発したわけ ~普通のストレッチと何が違うの?~


 現在ヨガ・ピラティス・姿勢改善(歪み解消)インストラクターをしております美宅玲子です。よろしくお願いいたします。
私は小学生の頃から柔軟体操が好きで、中・高・大学時代陸上競技に打ち込んでいた時も好んで柔軟をしていました。

 一般的には「身体が柔らかい人はケガをしない」「身体が柔らかい人は身体能力が高い」というイメージがありますが、当時の私は腰痛・股関節痛・ねんざなどケガをすることが度々ありました。
競技をやめて社会人となり、ヨガを始めるといったんケガから遠ざかったものの、。再び腰痛になりました。
その時はなぜ自分が腰痛などケガをするのかが分からず、防ぎようがありませんでした。

 ところが、ピラティスを習いインストラクターになってから、その理由に気付くことができました。
ピラティスでは骨盤や背骨のアライメント(姿勢・ポジション)を正しく整えることを重視します。
姿勢を正しく保って運動すると効率が良く、パフォーマンスが上がります。また、ストレッチをする時も、背骨や骨盤・腕・脚などの関節を正しい位置にキープしながら(キープすることでコアが強化されます)行うと、一つの関節に負担が集中することなく(つまりケガをすることなく)柔軟性を高められるのです。

競技時代やヨガインストラクター初期の頃は、お腹の力が抜け腰が過剰に反った状態で前後開脚をしていましたから、腰や股関節に無理な力がかかっていたのです。
骨格の基本的なアライメントを保つコアの力を使いながらストレッチすることで、それは予防できたケガでした。

 皆さんも体を柔らかくしたいという思いをお持ちで読んでいらっしゃることでしょう。その思いを安全で確実に実現する「コア強化ストレッチ」メソッドがここにはあります。
皆さんのフィットネスライフの手助けになれば嬉しいです。

私自身もまだ開発・実践途上の身ですので、皆さんと一緒に楽しみながら進んでいきたいと思います。