サウナでととのうとは!?

テーマ:

みなさん、ととのってます!?


「ととのうってなに?」って方も多いと思います。


「銭湯や温泉に行ってサウナがあれば入るけど水風呂は入らないよ」って人や「サウナから出て水風呂入ったらまたすぐサウナ入るよ」って人もいますよね。

私もそうでした。

サウナ室から出て水風呂に入り、またすぐサウナ室へのループをしてました。

これはこれでサウナで汗をかいて気持ち良くて水風呂の冷たさが心地良くて「サウナっていいなぁ」って思ってました。



ところがある日その価値観が壊されたんです!



漫画「サ道」を読んだから!



「サ道」とは「マンガ サ道〜マンガで読むサウナ道」のことで週刊誌「モーニング」にて2015年から断続的に連載されていたタナカカツキ先生著者の作品である。(2019年にはテレ東でドラマ化されてます)

タナカカツキ先生は「日本サウナ・スパ協会」公認のサウナ大使でもあり漫画「サ道」のなかでサウナとはなにか、ととのうとはなにかをわかりやすく描いています。




ちなみにこれは2巻の表紙。
表紙だけでもめっちゃ気持ち良さそうでしょ!!

早い話この本を読めば一番わかりやすいんじゃないかという気もしますが多い時は週3回サウナに通っている私がサウナセッションの手順とちょっとしたコツを書いていこうと思います。

ただ「ととのう」のは感覚的な要素が大きいので個人差があり、あくまで私個人の手順とコツであるということをはじめに伝えておきます。


では、さっそく手順から。


まずはどこのサウナに行くか決めます。

「え、そこから?」と思うかも知れませんが実はこれが一番大事!

サウナ室の温度、水風呂の温度、ととのいスポットの有無など…まずは自分に合ったサウナを見つけることが重要です!

どんなサウナがととのい易いかは人それぞれと言ってしまえばそれまでですが、共通して言えることもあります。

それは「水風呂の温度が高すぎるとととのいにくい」ということ。

そもそも「ととのう」とはサウナ室の高い温度で血管が開き血流が良くなる→水風呂の低い温度で血管が収縮する→外気浴(休憩)で体温が戻り血管がポンプの役割を果たして脳や身体全体に普段の何倍もの酸素を行き渡らせることで脳内物質(セロトニンなど)が放出されて多幸感、浮遊感などが感じられる状態なので水風呂がある程度低温でないとしっかり身体が冷えずうまくととのえないのだ。

個人的には17℃〜18℃くらいがちょうど良い水風呂の温度ではないかと思っている。

これ以上に冷たすぎる温度の水風呂だと1分も入っていられず身体の芯から冷やすことが出来ないからだ。

17℃〜18℃くらいだと1〜2分でしっかり芯から冷やすことが出来る。(身体が芯から冷えた状態とは水風呂に入っている時息を吐いた際に吐いた息がスーッと冷たく感じる状態、これが水風呂から出る合図)

サウナ室の温度は多少低くても長く入ることで十分に身体を温めることは出来るしととのいスポットもなければ脱衣所のイスで休憩したっていい。

ととのうことが目標であるなら水風呂の温度だけは気をつけてサウナ選びをした方がいいと思う。


どこに行くかさえ決まれば後は簡単。

水分補給出来るように水やイオンウォーターを購入する。(水を飲める場所が浴場内にあるならそれでも良し)

頭と身体をしっかり洗う。

湯通しする。(サウナに入る前に湯船に浸かって身体を温めておく)

身体の水分をキレイに拭いてサウナ室へ。
(こうすることで汗が出やすくなる)

サウナ室の温度にもよるが6分ほど入り、汗が出てること心臓の鼓動がいつもの倍くらいになっているのを確認して水風呂へ。

水風呂へ入る前は必ずかけ水をして汗を流してから入る。
前述したように吐く息が冷たく感じるようになったら水風呂を出て身体の水分をキレイに拭きイスに座って
5分ほど休憩。

またサウナ室へ。

そして水風呂。

休憩。

サウナ→水風呂→休憩を3セット行う。

最後は大休憩。
リラックスして身体の感覚だけに集中する。
すると手足の先からビリビリしてきて…
やがてなんとも言えない多幸感、浮遊感がやってくる。

最初はなかなか「ととのう」という感覚が分からず気持ちはいいけどととのえない日々が続いた。

気持ちいいけどこれがととのっている状態なのかな?
なんて思っていたのだがある日ガッツリととのって思った…

これはヤバい…!

こんな気持ちいいことしていいの!?と本気で思ったw

そして「これまでこの気持ち良さを知らなかったなんて…」と悔しくさえ感じた。


サウナに興味あるなぁって人やととのいたいけど未だととのえてない人が一人でもこれを読んでなにかのきっかけにでもなればいいなぁと思います。


長くなったけどみなさん気持ちいいサウナライフを。