(前回の続き)

出会い系のハッピーメールで出会ったモモコさん(23歳専門学生)に貢いでいった私。出会ってから、半年が過ぎていました。学業とバイトに加え、就職活動が始まったモモコさん。週に1回会うのは、中々厳しい状況です。

ある日、モモコさんの就活に思いを馳せた私は、「就活っておカネがかかるよな」と思い至りました。かといって、私もおカネはないので、今すぐまとまったおカネは渡せません。

そこで、以前渡した帰省旅費を、とりあえず就活に使ってもらおうと考え、モモコさんにメッセします。返事は、「学校の教材買うのに使っちゃった」。


約束とちがうじゃん・・・


すぐに「約束と違う。帰省におカネ使わないなら、返してくれ」とメッセします。「返してくれ」は我ながら大人げなかったですが、それだけ動揺していたのです。返事は、「遊びで使ったんじゃないからいいじゃん」と、どこまでも自分勝手。


・・・ダメだな、こりゃ。


急速にモモコさんへの気持ちが冷めていきました。「久しぶりに里帰りして欲しい」という私の思いが、思い切り踏みにじられた気がしたんですよね。

どんなにかわいくても、どんなに巨乳でも、約束を守れない、しかもおカネの約束を守れない女性は、私には無理です。

私は、自分の気持ちを正直に書き、最後に「さようなら」の文言を加え、モモコさんにメッセしました。


2日後。モモコさんから「あんたなんかこっちからお断りよ!」という趣旨の逆ギレメッセが届き、モモコさんと私はもう二度と会うことはない、はずでした・・・

(続く)