たくさんの方を

鑑定したりヒプノセッションをしていると

講座などでも、気づきはあれど

なかなか悲しみが深く

苦しいが抜けない方がいます。


カウンセリングしていても

両親もいて

母親も専業主婦で

アタッチメントが不足しているなんて

考えにくいのに

症状としてアタッチメントが

不足している時の状態だなと

感じることが多々あります。


それを踏まえた上で

セッションをしていきますが

セッション中に聞いてみると

赤ちゃんのときに

母親は父の会社を手伝っていて

主たる養育は祖父母だった

とか

2歳にならないうちに

下に生まれた弟妹の面倒の為に

親類に預けられた

という方がいたり

様々なケースはあるものの

一様に『母親との分離不安』が引き起こしていて

不安から自分軸を形成できず

母親に見捨てられまいという

行動を無意識のうちに

してしまうようになり

自分軸の形勢ができず

大人の顔色を見てしまうとか

主張をしないとか

なんらかのブレーキをかけた状態で

生きていくことをしてしまっています。


母が支配的なタイプなら

なおさらそのような関係が

深くなり

母の悲しみを共に背負ったりして

共依存になるケースもあります。


わたしが強く感じるのは

赤ちゃんの時に、お母さんを求めても

お母さんが抱っこをしてくれない状態が

何度も繰り返されると

期待したり、要求したりするのを

やめてしまう子になり

無意識で幸せになることを

諦めたりしてしまう様になります。


母とのスキンシップが足りない、

いわゆる、アタッチメント障害は

はっきりとしたケースではなくとも

実は影響として、出現してしまうのです。


無意識は自分が気づかない状態で

形成されていくのです。


そしてそれは、潜在意識の蓋を開ける

催眠誘導をしなければ

気づかないのでは?と私は考えます。


みなさまも是非

拭いきれない悲しみには

そんな側面があることに

気づいてください。

ほんとにこころは

複雑です。







マリア