満月の夜
月を待っている。

私は催眠療法を教える度に
こちらが、かかる側になるから
何度もセッションをしてもらう側になる。

前世には沢山の人がいて

一つ一つ、意識や感覚や想いがある

そんな感覚が息づいていて

全てが愛おしい。


たとえば

脚の悪いびっこをひきながら歩き

星を見ながら暦を作っていたインディアンの男性

は、最後は鳥葬のために山にゆき

まな板の様な岩の上で静かに息を引き取った。


また、ある時は

マヤの神殿で太陽に祈りをささげる巫女で

たくさんの巫女たちと

光をいただき、祈り踊り

トランスになりながら神に感謝しながら

過ごしていたが

最後は攻めて来たスペイン人に

切られて亡くなった。


エジプトで、催眠療法みたいなことを

しながら、病を直す巫女だったとき

強烈な匂いを嗅いだ。

匂いが忘れられなかったがあとで

色々探してみたら乳香だった。

昔はケシの実を焚いていたと思う。

その香りと煙でトランスになり

人のヒーリングをして

催眠療法で治していた。


奈良の大台ヶ原を毎日山登りして

神に祈る巫女

毎日ただ祈ることが全てだった。

毎日山を登り、朝陽がでたら

祈り終わり、また帰る。

それが役目と信じていた。


いろんな前世があった。

そして、大事な前世

古い時代の女性

夫を亡くし涙に咽びながら

一生を送った。

悲しみの克服のために

今生生まれ変わった。


喪失の悲しみや、よりそいを学ぶため

またやってきた。


前世の魂の傷を

解消するために生まれ変わる。

それがカルマだとわかった。

罪ではない、

行為が問題ではなく

魂につけてしまった傷を

残しているのが問題なのだ。


魂は神様から分けていただいたわけだから

自分に傷があれば、宇宙の中心から 

外れてしまう。

生まれ変わり、その傷を

しっかり解消することが

カルマを解消することだ

理解した。


体験から来たことですが

その古い時代の私の深い悲しみは

時代を経て

生まれ変わり死に変わり

同じテーマがついて回る。

死に対する意識に

しっかり答えを出す事。

それがテーマだった。


今生もグリーフというもの

死生観に自分なりの答えがある。

しっかり受け止めることが

魂の回復につながる。

それが

私の魂の課題だった。


いまは、納得

たくさんの前世を終わらせて

その時代時代の前世の方々の

想いを消化する。


納得というのは

本当に大事です。


みなさんもいまだけじゃなく

前世も、しっかりわかっていくと

自分が見えてきますよ


自分探り

よかったら









マリア