私がいなくて

待ち焦がれて寝てしまった我が家のねねさん

お待ちくだされ。今日帰ります。


さて

今日生徒のご相談を聴いていて

ああっと思い出した。


生徒さんたちは

ある程度悩みが解消されても

やはり、右か左か?は聴きたい事が

あるから、それにはお答えする主義なので

対応する私ですが

今日はふと話を聴きながら

思い出した事がありました。


私が若い頃 

家を出たくて、学校に行きたいからと

出る準備を進めていた。

当然家族は大反対。

父が亡くなり、母は

私を遠くに行かせたくない一心だったろうし

私を金融機関に勤めさせ

あとは結婚でもしてくれたら 

と、安心安全の道を歩むように

私に課していた。

私は、もう不自由が嫌で仕方がなく。。。

絶対出てやる❗️とお勤めしながら

お金を貯め、学校に行く資金を貯めた。


ある日兄から連絡が来て

ある場所に来て欲しいと言う。

当時就職し、真面目にやっていた兄が

元気が無いのを当時兄の職場の上司が心配し

声をかけてくれたらしい。

兄が元気が無いのは私が理由で

私が家を出ていくのを心配し悩んでいるという

話を聴いて、上司の奥様が

地元の霊能者に繋げるから来て欲しいと

いう話だった。


私の気持ちは変わらないが

まあ、兄の上司の顔もたてて

行ってみることにした。

もちろん、スピリチュアルは大好きなわたし

興味もあった。


行ってみたら、男性の霊能者だった。

元は植木職人で、とある神社の聖地の木を切りに

禊ぎ潔斎して、毎日仕事に励んでいたら

ある日熱を出して動けなくなり

急に神様がかかったそうな。


私がちょうど着いたら

足の不自由な男子が必死に広い座敷を

歩いていた。

生まれつき足が萎えて生まれ

毎日この霊能者のところに来て

歩く訓練をしているのだと言う。

全く歩けない→足を引き摺りながら

歩けるようになる

まで、頑張っていたようだった。

それはすごいなと思って見ていた。


霊能者は私の顔を見て

東京?なにがしたいんだ

『演劇の勉強です』

そんなものやってなにが良いんか

と、宣った。

歌の勉強の方がまだいい


『はぃ?』こころの中でつぶやいた。

じゃあ、私の親は音大に行かせてくれたろうか?

何言ってんの?


私は悲しかった。

私は家を出たかった。

父が亡くなってから

私は自分選択をさせてもらった事かなにもなかった。

学校も、就職先も全て親の希望。

なにかいえば、親がいないんだから

自覚を持って生きなさいと言われ

自分の意思は全て、却下

希望を言えばわがままと言われて

安定、安心、真面目に生きる。

安定した結婚

安定した就職先

耳にタコかできるくらい聞いたセリフを

飲みこむしかなかった。


演劇の勉強がどうしてもしたかったわけじゃない。

当時の私は自由になりたかっただけだった。

霊能者は私の悲しみにも

蓄積した苦しみにも寄り添わず

言いたい事だけ言ったら

違う相談者の元に行ってしまった。


人には理由がある

言いたかった言葉がある

飲み込んだ悲しみ、言葉がある。

なぜ理解しないんだろう。


私はそれが根本にある

だからの今。


理解してあげたい。

みんな背景がある。

そこをまず汲み取らずして

占いにしても

リーディングやチャネリングや

ヒプノセッションも

良いセッションは出来ない。


霊能で側面を切り取っても

その霊能者のレベルでしか

答えは出せないのだから。


そうならないためにも

生徒らには頑張ってもらいたい。

スキルを上げてもらいたい

だから、学んだ事を惜しげもなく

教えるわけです。


今日新聞記事に

奥さんが定年後夫に腹が立つのを

納めるには、妻の方がスキルがあるということ。

夫らは家庭では新人なんだと理解すること

と、書いてあり

笑ったが

同じ事かな。


生徒がまだ未熟は当たり前

コツコツ教えてゆきたいと思う。

老兵はいつかは去らねばならないのだから。


でも、まだまだ現役、頑張りますよ。笑


霊能者は、こころを学ぶ

寄り添いを学ぶもしなくてはならない

そう思う。

そこに翻弄されたかたはたくさんいるだろうと

思う。


ただ、あれはダメ

これはダメじゃ

誰のこころも打たない。

と、思う。


さあ、講座スタートしてるし

頑張っていこう。

霊能者は学びましょう。

今のあなたの基準でしか

答えられないのが霊能だから

もっと勉強しましょう。

もっとスキルを上げ

学びを深めましょうよ。

わたしも頑張る💪








マリア