10年前、占いブースに半年
お勤めしていたときに知り合った方のお話です。

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今日お客さまがお越しでしたが 

誰かを中に入れて、憑依されながら来られた。


昨年、鑑定ブースで仕事をしていたときに

急に思い立ってこられたKさんという

お客様だった。

数日前にだんな様を亡くされた友人を

見舞ったあとに

ふらふらと 私のいるブースに来られて

私の顔写真をみて、私を指名し

鑑定に入られた・・。


わたしは、ずーンと重くなりながらも

その友人の亡くなられただんな様が

私のところに来させた

というのが、よくわかった。


わたしは言葉で聴こえるという

霊感でないので

心澄ませて伺ってみると

突発の心臓病だったようだが 

自分の息子も同じ遺伝を持ってることを

伝えたかったのと

みんなに愛してる事を伝えて欲しいことと

でもまだ未練があって、悲しくて悲しくて

心配で心配で・・・というこの世への

執着があった。


そりゃそうだろう・・

いきなりの死を受け入れられないのは

生きている人も死んでいる人も

同じだろうから・・。


一応その事を伝えたら  

そのご友人にお伝えくださったようで

息子さんを病院に連れて行ったというのだ。

すると、やはり遺伝的な形での疾患というか

心臓の欠陥が見つかったというのだった。


お父さんはその霊感のある奥さんの

友人を通して

私の口を借りて 

伝えたいことがあったのだ。


そして今日久しぶりにKさんが 

タロットを習いたいと

お越しになった。


でも やはりその方を連れてきた・・。

その方はドラムの先生をしていたという

道理で昨日一日、ジャスが聞きたくて 

ドラムが聞きたくて、

娘に言って曲を色々かけてもらっていた。


なるほどだ・・

聞くと一年たってやっと、

嫌がっていた納骨を奥さんもする気になり

12日にすることを伝えてきていた

というのだ。


亡くなった方は天に上がる前に 

いろんな思いを身代わりさせる。

肉体のある人の中にひととき入り 

味わう事をさせていく。


夕方。Kさんとは別れたが 

途中から眠くなり 電車の中で

ぱたっと眠くなった。

夕方からその人が来られているのがわかった。

その後神戸の街に行きたくなり 

出かけた。。


美味しいコーヒーをすすり

ケーキを食べ

美味しい夕食を食べたかったみたい

神戸の綺麗な夜景を見ながら

ほっとしていた・・。


現世に未練はないの?

ビールが飲みたい。。。 

では後でね。。

そんな会話をその方としながら

なんとなく自分の中でひとりつぶやいていた。


彼は何時までも時間があると思わないで

欲しいと

自分が漫然と生きてきたことに 

ものすごい後悔があり

残念がっていた。

無念だと伝えていた。

もっとやりたいことがあったのに・・。


「お疲れ様 あちらの世界でがんばって 

私も生きてる限り

後悔しないように生きて行くからね。

どうか貴方はあちらから家族を見守ってね・・執着はもうしないでね」


そういうと背中が温かくなった

彼は私から抜けた・・。

納骨の儀式のあと、彼は天に帰るだろう。

納得をして還ってほしいな。


わたしはそういう仕事。

霊と一体となって生きている私たちには

其れは拒否できないこと。


たまにはイタコにもなる。


死者の思いもわかる人もいないと

この世は成り立たない。

ちょっと霊のお仕事は疲れますけど

でもわかってあげたい。


ドラムを教えていたという。

娘がドラマーだから、なにかの見えない縁で

来たのだろう。

全ては縁なので。


霊は夕陽とともに天に還る

今日の夕陽は見えなかったので

明日あたり行くのかな。


そういう仕事も、仕事として存在する。

できることをしよう

遺族に思いを伝えて上げられてよかった・・・。


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わたしの遺族のための

ヒプノセラピーは

霊とお話しすることもあります。

また、霊とお話しする中立をすることも

あります。


それでかなり、双方癒される場合があります。


いつもでは無いけど

どちらも、幸せになればそれでよし。


天への道は

ちゃんとつながっていて

繋げる人がいないと

還ってくれません。


亡くなった方のご供養もある意味

大事です。

四十九日には納得して、あちらに

行かれてほしいですね。

いつまでも現世にいては

真の浄化にならないですから。。。


色々思う今日。誰かか来てるのかな?






マリア拝