◇ 最終鑑賞22回目 全体感想 「ゼロの執行人」 ◇ | ひまわりの散歩道

ひまわりの散歩道

劇場版名探偵コナン「業火の向日葵」の感想をメインに
コナンについて好き勝手、書き散らしています。
 
 
 

◇ 最終鑑賞22回目 全体感想 「ゼロの執行人」 ◇

 

宝塚も今月で上映終了、てことで
今週、最後の鑑賞に行ってまいりました。

 

今回も楽しくてねぇー。

 

感想、全部UPしてから観たかったなあ。
やっぱ、視点がちょっと変わるのですよ。

 

今作は本当に面白かったです。
あずまモロ好みの作品でした。
始めは、話の筋を追うので精いっぱいでしたけど
何回も観てると、内容のあまりの深さに

 

「『相棒』 を超えている ・・・ !」

 

て本気で思いました。すげー話だなぁおい。

 


で、初回鑑賞以来の全体感想を書いてみました。

 


実は、今作、気になったことが2つあります。

 

1つは、全体の構成です。

 

事件発生から
事件そのものが解決するまでの
冒頭~中盤の場面と

 

後半、力技で被害を防ぐ場面と

 

最後の2人の対峙が

 

アップダウン激しいというか
ちょっと断絶してる感じがしましたね。

 

え、いきなりソレ?て感じで。

 

あずま、
腹の探り合いとか駆け引きとか、
その人にとって一番大事なものとか
そのためにその人がどこまで出来るかとか
そういう人間ドラマが好きなんですよ。

 

で、コナンは、その辺りが明瞭かつ複雑で
すごく面白いんですよね。

 

その上で、登場人物の精神的な変化、
関係の変化であったり、
その人の中の変化であったり、
そういうのが見たい。

 

それが、多分、櫻井コナンと合ってるんです。

 

で、今回、全編通してその要素がありましたし
力技の場面も、ソレを描く舞台になってて
とても面白かったです。

 

が、うーん、

 

羽場さんが生きていたのは、
ちょっとご都合主義な印象。
まあ、アニメですからしゃーないですが。

 

そして、カプセル墜落は、うーん・・・。
話がいきなり大きすぎるというか
プロの犯罪者
( ↑ ?)
(えーと、そういう専門の人って言いたい)
でもない一個人に、衛星ハッキングされて
軌道変えられるっつーのは
無茶だろう、て・・・。

 

それを、爆薬やらボールやらで
軌道変えられるっつーのも
さらに無理あるだろ、と・・・。

 

まあ、劇場版コナンて、
ありえない事件がバンバン出てくるので
それを思うと通常運転なんですけど

 

今回、話が骨太だっただけに
いきなりいつものアクションコナンになると
アクションだけ浮いてる感じがしましたね。
あそこまで要らなかったのでは?てのが
正直なところです。

 

まあ、でも、アクション場面も
人間ドラマが凝縮されてて
それは流石だと思いましたけどね。

 

んで、2つ目。

 

降谷さんとコナンの関係が、
原作超えましたね。

 

と言うよか、もともと超えてた!
第20弾「純黒の悪夢」 の前の
プレストーリーの時点で超えてた!

 

櫻井コナンは
安室さんが大好き。
大好きすぎて、原作と逸れてる!
と、もともと思っていたのが、
今回さらに、決定的に逸れてますよ。
コナンだけじゃなく、安室さんも逸れてます。

 

今作では、コナン、
最後にフォローしてますけど
アレだけじゃフォローしきれないよ。

 

コレ、どーすんでしょうか。
劇場版観てから、サンデー見たら

 

「あれ?この2人って、こうだっけ?」 

 

て思うレベルで乖離してます。
いや、この2人が仲良いと、嬉しいんですけど
原作でも、とっとと仲良くなって
コナンと博士、風見さんと顔合わせして
劇場版に追いついて欲しいです・・・。

 

ともあれ

 

いやでも目茶苦茶面白かったです今回!

 

あずま、今回、公開から2ヶ月間、
ほとんと映画館行けなかったのですが
それでこの回数になってます。
やってくれるならまだ行きたい。

 

多分、前半も行けてたら
30回本当に行ったと思う・・・!

 

こんなに考えながら観たコナン映画は初めてです。

 

ありがとうございました!!

 


んで、最終鑑賞で、

 

「うお、英理さん目茶美人!!」

 

とか今更気付いたあずま。
きっと、まだまだ見落としてる~~~!!

 

 

「ゼロの執行人」 感想一覧 → 

テーマ別目次 →