12月、ヒンメリの本が発売になります！

こんばんは！

ヒンメリのおか　大岡です。

ようやく嬉しいお知らせが出来ます！

私の長年の夢が叶います。

私のヒンメリの本が出来ました！

河出書房新社様より

「北欧の光と影のモビール幾何学模様の美しいヒンメリ」

来月全国の書店にて発売されます。

（12月7日頃発売。書店によって前後します）

B5判・64ページ・オールカラー

中身をチラッと！

大きな目標で夢だった念願の出版。

「叶わない夢はない」とよく言うけど、本当かどうか自分でそれを証明してみたかった。

ゴールに立った時「力を出し切った」と言って、涙が溢れるような感動を味わいたい。

人生において何かをやり遂げて、何か形に残したい。

自分の好きなことで、もしそんな夢が叶うならどんな幸せなことだろう。

いつもどこかでそんなことを思っていました。

たった一人で走り続けるのは大変な時もありましたが、沢山のヒンメリ大好きな皆さんや友人に支えられながら、試行錯誤しながらもここまで休まず頑張ってこれたことに心から感謝しています。

私が「ヒンメリ」を知った時は、今のようにネット上にヒンメリが溢れる時代ではありませんでした。

今は「ヒンメリ」という言葉を知っている方が増え、沢山の方が「知ってる」「聞いた事がある」「見たことがある」と言うけれど、その当時は100人に聞いたら100人が「何それ？？」と言う、そんな時代。

私がヒンメリと出会ったのは、図書館で何気なく手に取った北欧雑誌の中にあった一枚のヒンメリの写真。

あまりの美しさに感動し、雷に打たれたような強い衝撃を受けました。

昼間の明るい図書館なのに、真っ暗で音が無くなり、私が手に持っている本の中のヒンメリだけに明るいスポットライトが当たっているような感覚で、身体が全く動かせなくなりました。

身体はここにあるのに、魂だけどこか違う場所で何かを感じてる？

ここに居るのに居ないような、人生で感じたことのないような、なんとも説明し辛い不思議な感覚。今でもあの日のこと、感覚的な部分までクリアにハッキリと覚えています。

ヒンメリと出逢ってからは、もうそれはそれは夢中で楽しくて楽しくて。

ヒンメリが色んなところへ連れていってくれて、色んな人に合わせてくれました。

見た事のない景色を見せてくれ、普通では出来ない貴重な経験を沢山させてもらいました。

辛いことも、試され事のようなことも沢山あって、苦しいこともあったけど、人生一歩ずつ大きく豊かにしてもらえていると日々感じています。

実は、今まで出版に関してはいろんな所からお声掛け頂いて来ましたが、希望している形でないところはお断りをし続け、ようやく念願叶いそう！と思った所は出版会議の最後の回まで行けなかったとか(泣) 担当の編集者さん達が大きく人事異動となり、まだ初期だった為白紙になるとか(号泣) 途中で夢が消えること2回。。。

もう、その時の心の折れようと言ったら…。

それから数年後の今年の7月。

今回お世話になったデザイナーさんの目に私のヒンメリが止まり、企画を提案して下さったそうで、そこから何度にも渡る出版会議に残り続け「正式に決まりました！」と8月頭に連絡を頂いた時は本当に本当に嬉しかった！

そこからつい最近まで結構なハイペースで本作りに取り組んできました。

沢山の専門家の力が合わさって、ようやく出来た一冊。ヒンメリを知らない編集者さんたちにとっても大変な作業だったと思います。我が子のように可愛くて大切な一冊になり、関係者の皆様には心から感謝しています。

この本と関わってから、書店に並ぶ本の見え方が180度変わり、手に取った時は今まで表紙からめくっていたのが、今は裏から見るようになりました。それぞれの本の背景や著者の思いを深く想像するようになりました。

あとは製本され、全国の書店へ配布されるのを待つのみ！

まだ本という形では手にしていないので、ここまでやって来てもまだ夢のようで今ひとつ実感が伴っていないのですが、本を手にしてジワジワと涙する日は、誰か胸を貸して下さい（笑）

簡単なものから難しいものまで、種類豊富に載せています。

よくこれだけのバラエティに富んだアイテムが一冊に収まったな〜と自分でも思うほど、内容の濃い一冊です。

私がヒンメリと出会った時にこんなに沢山の作り方の載った本があったら、どれほど幸せだっただろうと心底思います。

6年前に遡ってあの日の私に渡しに行きたい。