85歳の母が2022年の秋に、
アルツハイマー型認知症と
診断されました。
隣同士で暮らしていましたが
2025年6月に高齢者施設に入居。
様々な決断、葛藤を綴ります。
いつも見に来てくれて、
ありがとうございます。
先日、義両親が住む、住宅型の施設に行ってきた時の話です。
施設に到着すると、夫がお義母さんに電話をして
到着を知らせます。
エレベーターで義両親の階に行くと、
エレベーターの前にお義父さんが来てくれるのが通常です。
その日は、エレベーターの前にお義父さんはおらず、
少し離れた椅子に座って、
女性の入居者さんとお話していました。
「息子達が来たから。では、また
」と
その女性に言って、三人で義両親の部屋へ行きました。
お義父さんの表情は、苦笑い。
70代前半で入居したご両親は、こちらの施設では最年少。
なので、時にはスタッフさんのように、
入居者さんに寄り添う姿を何度も目にしています。
先程の女性との会話も、
お義父さんが話を【聞いてあげている】感がにじみ出ていました。
部屋に戻り、お義母さんに話始めるお義父さん。
義父
「今、そこで、○○さんの話に付き合っていたんだよ。
出かけている間に、勝手に洗濯機が変わっていて
困っているんだって。
スタッフさんに相談しても、話をちゃんと聞いてくれないって
俺に言ってくるんだよね。」
義母
「勝手に洗濯機が変わっているなんてことある?
スタッフさんにもう一度聞いてみたらいいんじゃない?
ちゃんと話を聞いてくれないなんて、そんなことあるかな?」
義母
「普通、洗濯機が違うものにかわったら、わかるし。
あんな重たい物、簡単に誰かが変えるなんてこと
あるの?」
あのぉ~~~~
これはぁ~~~~
その方、認知症なのではないでしょうか?
義両親も、
「認知症なんじゃない?」という感じで、話していましたけど、
結局のところ、「認知症の人」というのが、
よくわからないんだと思いました。
うちの母のことは、
「みんなが通る道だよ」
とか
母が自分を責めると
「みいさんだけじゃない、みんなそんな感じだよ」
と、励ましてくれるんだけど
結局のところ、理解できない部分なので、
先程の入居者さんの言動に、
「ハテナ?」がいっぱい浮んでいるようでした。
私は、初対面のその方をみて、
腑に落ちる、というか、
理解できる、というか。
義両親よりも、受け入れられた感情があったので、
やはりこれは、認知症の母との日常で得た感情なんだろうな、と
感じました。
「何言ってるんだろうね?
おかしなこと言ってるわ
」
という感じだった義両親。
私は
「そうかそうか。それは大変だな~」
と、
普通に思っていたからね。
事実として大変だ、と思うのではなくて、
そう考えてしまう状態を理解できたというか。
その後、スタッフの方と話す機会があり、
お義父さんが、先ほどの入居者さんの話をしました。
すると
「あ~。昨日からずっと言っているので、気にしないでください」
と言ったんですが。
その言い方が、
少し冷たく感じて悲しく思ったんですよね。
それは、実母が認知症だから、
過剰に反応してしまったんだと思います。
実際、スタッフさんにそう言われた義両親は
「最近、○○さん、ちょっとおかしかったもんね。
ボケてきたのかもね」
と言っていました。
スタッフさんは、
話しかけてきた義両親側で話しただけなんだと思うけど、
私だったら
「最近少しもの忘れが出てきたみたいで、
ご迷惑をおかけするかもしれませんが、
よろしくお願いします。
また何かあったら、教えてくださいね。」
って言うだろうな。と思いました。
「昨日からずっと言っているので、気にしないでください」
と、母が言われているみたいで、
少し、悲しい気持ちになりました。
誰も悪くないんですけどね。
私の感じ方の問題なので。
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