2022年秋。
アルツハイマー型認知症の初期だと診断された母。
担当医の方からのお話で、衝撃的だった話。
初期症状は、発症から1~3年程度。
中期症状は、発症から5~9年程度。
後期症状は、発症から10年以上経過。
後期症状の人は、多くないらしい。
なぜなら。
その頃まで生きられないから。に近い内容のお話だった。
これが、私にはかなり衝撃的だったの。
認知症発症したことで、ある意味、余命宣言されたようなものじゃん。
現在82歳の母。
健康状態に問題がなければ、90歳でも元気に暮らしている想像してもいいはずなのに。
認知症を発症したことで、初期段階を長く見積もって85歳くらいまで。
それ以降は、もう、どうなるかわからないよね。
90歳で元気に暮らしている想像はしてはいけないんだ。
しっかり、これから進行することを理解して、対応していかないといけないんだ。
これらの現実は、衝撃的過ぎて、苦しかったけど、逆に今知れてよかった。
腹くくったよ。
母はもしかしたら、このまま進行しないかもしれない、とか、現実逃避したい夢のような期待を持つかもしれない私に、しっかりと現実を教えてくれて、ありがとうございました。
もう、夢は見ません。
いつまでも長生きはしてもらえないんだと理解して、余命10年、いや、もっと早まる可能性も考慮して、母との時間を大切に後悔のないようにしたいと、心に決めました。
因みに、認知症発症後の平均寿命は、5年~12年だそうです。