2024年4月9日

 

昨日泊まった天然温泉健康ランド

「金沢ゆめのゆ」を早朝に出発

珠洲市へ向かいます!

 

残念ながら雨の中での出発ショボーン

 

積み替え作業の昨日が

雨でなくて良かったと前向きに考えますおねがい

 

「能登里山海道」を利用して

宿泊拠点として利用許可をいただいた

珠洲ひのきしんセンター

向かいます。

 

 

シャワー棟を設置する

大谷地区長橋集会所からは約20Kmの距離

日本海側にある長橋集会所とは半島の反対側

富山湾側にある施設です。

 

 

奥能登(七尾市以北)に入ると

道路状況は急激に悪くなります。

 

 

被災した家屋はまだ手付かず。

車が通行できるように道路わきに

瓦礫が積まれています。

 

 

どの家も液状化による被害が大きく

浄化槽も浮き上がっています。

 

 

 

 

仮に5月になって、水道が家の前まで繋がっても
家の修理プラス浄化槽の再埋設を含む上下水道管の修理費用がのしかかってきます。

それに設備工事をしてくれる業者さんが仮設住宅の建設に取られてしまい、民間工事にまできてくれないそうです。

生活再開がままならないので、避難先に行ったまま帰るのを諦める動きもでています。

 

畑の持ち主が二次避難してしまい、収穫されず

菜の花になってしまった白菜たち。

 

 


珠洲市の桜はまだ三分咲です。
日本海から吹く雨混じりの北西風はとても冷たいです。

 

 

 

金沢市から約3時間かけて

「珠洲ひのきしんセンター」に到着

 

珠洲ひのきしんセンターは発災から1週間後の1月8日に被災した天理教会と支援者有志の手により運営を開始しました。

以来、行政やボラセン、災害ボランティア団体と連携しながら、教友をはじめ、想い溢れる一般ボランティアの方々を受入れ、一緒に活動してきました。

お陰様で、その数、3ヶ月で160団体超、のべ2000人以上。
一般ボランティアの受入れが3ヶ月で1万人程度と個人の活動が限られる中、復興の一翼として、これからも引き続き被災地で活動して参ります。』

(ホームページより抜粋)

 

キャラバン隊もお世話になります!

 

以前からある看板

 

今回、設置された看板

 

電気は通じていますが、いまだ断水中です。

トイレは使えないので

トイレカーを使わせていただきます。

 

車中泊を想定していたので

屋根のある建物の中で眠れることは嬉しいです。

 

1泊千円を寄付させていただき

利用させてもらいます。

 

復興支援においてこういう拠点があることは

大きな意味があると思います。

 

集会所の周辺は

地震と津波の被害を受けています。

古い家屋は建物が縦に割れたりしています。

 

 

電柱に寄りかかり倒壊を免れています。

 

歩道は津波でめくれあがっています

 

 

 

 

ここで長橋集会所のある

珠洲市大谷地区の紹介です。

400年以上続く伝統的な「揚げ浜式製塩」

が行われています。

 

揚げ浜式製塩は、砂地の塩田に海水をまいて天日干ししたものに再び海水を加えた「かん水」を、釜で20時間煮詰めて作る伝統的な製法。

塩味だけでなく、甘みや苦味、豊かなうま味があるのが特徴で、珠洲製塩は全国のすし店や和食料理店などから注文があるそうです。

揚げ浜式のかん水をためる複数のタンクが一部破損しましたが、修理して使ってるそうです。

今は全国から注文が来てるそうです。

(「中日新聞」の記事からの引用です)

 

大きなタンクです。

 

 

 

 

 

 

 

長橋町集会所で昼食を食べ

いよいよ作業開始です。

次回は作業の様子をお伝えします。

 

本日もお読みいただきありがとうございましたニコニコ