2024年4月7日

 

翌日の出発に向け、この日は

出雲市総合ボランティアセンターで

積み込み作業

 

積み込むトラックはこちら

長さ 約4.5メートル

幅  約2メートル

 

 

後ろの扉を開けて

シャワーブースのガラスをぶつけないよう

慎重に慎重に積み込ます。

 

 

シャワーブース以外にも

シャワー棟を構成する様々な資材

松江市から軽トラックで運んで来ました。

これらも積み込んでいきます。

 

 

 

資材は多くの企業様にご協力いただきました

ありがとうございますおねがい

 

お湯を沸かす給湯器

山陰酸素工業株式会社様

シャワーブースは

熊本から持って帰ったリサイクル品

シャワーは座って使えるよう風呂椅子を準備

写真右の方、見えるかな?

ちゃんと、2つあります!

 

になるサッシドアYKK AP様

屋根に使う波板タキロンシーアイ様

立ってるのは

「つみっく」を作ってるキャラバン隊員ですニコニコ

いつも通り早起きし

松江市から出雲市まで資材を運んできました。

 

 

支柱に使うステンレスアンカー

瀬戸内工業様

(瀬戸内というお名前ですが松江市の企業です)

 

に使うサイディングボード池田工業様

 

ご支援に感謝します!
 

 

ここで、ちょっとキャラバン隊員の想いを述べさせてください。

 

大きな災害が起こった時、 企業は社会貢献として義援金を拠出したり、国からの要請で業界団体が業務ボランティアを派遣したりする支援方法があります。

それらとは別にもう一つの貢献方法があります。


今回のように企業の在庫商品を、NPOが組みたてれば、ボランティア建設要員が帰った後でも、長期間、ほぼメンテナンスフリーで被災者に喜ばれる社会貢献の提供が続けられます。
 

給湯機とかサッシなど、単品ではその機能を発揮できませんが、それらが集合した時、素晴らしい貢献が実現します。資材提供メーカーとしても、自社製品で貢献の成果が明確となり、被災住民のお役に立てる機会が増えます。

被災自治体が建設する仮設住宅以外にも、発災直後から被災者の生活が楽になる入浴施設やトイレなど、「小さな空間」建設も必要です。
それらの施設で役立つ自社製品を提供できるメーカーは多いはずです。
 

東日本大震災や熊本地震でも多くの企業がCSR(下記※1)として、出雲市総合ボランティアセンターと秘密基地キャラバン隊を通じて、製品やサービスの提供をしてくださいました。
 

その結果、今回も小規模ながら避難所QOL(下記※2)向上に寄与する空間ができると思ってます。

 

 

次回は、いよいよ出発の様子、お伝えします!

今日もお読みいただきありがとうございましたおねがい

 

※1 CSR:Corporate  Social  Responsibility の略

収益を上げ配当を維持し、法令を遵守するだけでなく、人権に配慮した適正な雇用・労働条件、消費者への適切な対応、環境問題への配慮、地域社会への貢献を行うなど、企業が市民として果たすべき責任をいう。(コトバンクより)

 

※2 QOR:Quality Of Life の略

ひとりひとりの人生の内容の質や社会的にみた「生活の質」のことを指し、ある人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか、ということを尺度としてとらえる概念(ウィキペディアより)