50年ぶりの市房山登山[後編] | 秘密基地ベーリン

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2015年10月からのベーリンでの生活も8年目に入りました。健康第一、ベーリン方丈庵の日々を綴ります。

 

■市房山上

 頂上からの景色。 眼下に麓の村や春には周囲に桜が満開となる市房ダムが見え、遠くに球磨盆地に広がる水田が見渡せます

 

 

 山上ではプレス式で淹れたコーヒーを飲もう決めていました。 足がガクガクになるほど大変な登山でしたが、美味しいコーヒーと素晴らしい景色で報われました \(^o^)/

 

 

■古稀には厳しかった、市房登山

 普段、ジムでの速歩や散歩で体を鍛えているつもりでも、登山で使う筋肉は全く違っていました。 既に登りの6合目付近から膝の内側が痛くなり、下山を始めると足の‘土踏まず’も痛くなって足が攣るようになりました。

 一気に下山スピードが遅くなり、標準的な登山時間に比べ、どんどん時間が過ぎて日没前に麓に下りられるか不安になってきました。

 ※モデル登山時間は、登山地図アプリ「YAMAP」から借用

 

 

 石の階段も一段降りる度に足に痛みがはしります。 腰も痛くなって二・三歩歩くたびに体がフラフラと揺れます。

  

 

 途中、沢を渡りますが(動画)、帰り道では、汗びっしょりの顔・手足を冷たい水で洗って生き返りました

 

 二合目付近の鳥居横には側を林道が通っているので、日没で暗くて足下が見えなくなったこともあり、少し遠回りになっても安全を優先して林道を下ります。 無事に下山できたことを感謝して山に一礼。

 

 

・駐車場に下り、「最初の自動販売機で、冷たいコーラを買おう」と心に決めていました。

・こんな時は、パタヤのフットマッサージが恋しい

・翌日ゴルフだったので、ドラッグストアに寄りサロンパスを購入。 宿の天然温泉に浸かって足をほぐし、サロンパスっをびっしり貼りました(K君は、痛み予防にツムラ68を持参しなかったことを後悔)

 

 

■反省点

1)山に登るには、散歩だけでなく「階段上り」など登山で使う足の筋肉を鍛えておく必要がある。 自分を過信しない(年寄りだと自覚する)

2)スラックスでは汗で貼り付いて足が上がらなくなる。 本格的な山に登るには登山用ニッカポッカを着用する。 急傾斜や岩の多い登山道を登るには登山靴が必要

3)余裕をもった登山計画(日没前に麓に下りられる時間設定)。 万一に備え、非常食・ランプなどの準備(今回、K君持参のランプに助けられました)

 

 天気予報では午後3時から雨の予報でしたが、雨が降らず助かりました(人吉の方では雷光)。

 50年ぶりの市房登山でしたが、山上でのコーヒーとリンゴは美味かった (=^・^=)

 

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