NK17A-3 平成29年7月九州北部豪雨・日田 | 秘密基地ベーリン

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2015年10月からのベーリンでの生活も8年目に入りました。健康第一、ベーリン方丈庵の日々を綴ります。

大学時代の友人I氏の日田の実家は日田街道に面し、家の裏は花見川が流れ、童謡“ふるさと”の歌詞に出てくるような風景がひろがっている。

 

しかし、パタヤから日本に戻ってI氏が7月5日に送ってきた写真は衝撃的だった。

裏の川が溢れ、水が家に流れ込んでいるというもの。「床下浸水し、姉の家に避難」のコメント

 

 

今回、家の二階から花見川を見ると、川幅もあり余裕がありそうだが、近くの橋の橋脚に流れてきた杉などが引っかかり一気に水位が上がったらしい

 

 

花見川の支流である小野川流域も被害がひどかったらしく、I氏は一人では見に行く気がしないので一緒に見に行くことにした。

※熊本地震の時も、被害の最もひどかった益城町に入ると家がひっくり返っており、車を降りて見たり写真を撮ることに“怖れ”を感じたのでI氏の気持ちが想像できる。

 

災害復旧の工事が進められていたが、川沿いの家で、外壁は残っていても窓がなくなっており内部が空っぽの家がいくつか見られた。

 

川沿いを更に登っていくと「小野民芸村 ことといの里」があり、一休みすることにした。

民芸の名前がついているのは、この奥に有名な小鹿田焼(おんたやき)があるためだが、Wikipediaによると、次の記載があった。

「2017年7月の平成29年7月九州北部豪雨により、44基ある唐臼の6割以上が稼働不能となり、原材料となる松も入手困難、陶土は前年の熊本地震による被害からの復旧工事が始まる直前にがけ崩れを起こして採掘不能、保存していた陶土の多くも流出するという壊滅的な被害となった」

 

施設内に「小鹿田焼ミュージアム溪聲館」があり、喫茶店も併設してあったのでコーヒーを飲むことにした。

洪水で自然プールやウォータースライダーも壊れたので夏からは訪れる人もほとんどないらしい。

 

施設の裏を流れる清流は澄んでいたが、自然プールは完全に土砂に埋まっていた

 

美味しい水が湧きでていたらしいが、配管が壊れたのでモニュメントからは水が流れていなかった

※駐車場の水飲み場には、飲食関係者らしい人が多数の缶を持ち込んで水を汲んでいた

 

 

 

帰り道で、山肌が大きく崩壊した場所があったので車を止めた。そばで梨を店頭販売していたので購入。

 ※動画は「日田 水害」で検索したところ、youtubeにあったものを借用させていただきます。

 

 

自然災害で住居があっという間に破壊されてしまう恐ろしさをここ数年立て続けに見てきた。それに加えて周辺国からの軍事的圧力もあり、日本に安全な場所はない事を実感する。しかし、それでもそれらを克服し生活する場所で死ぬまで根を張って生きていかねばならないと思う(私も最後は日本に戻ります)

 

※広告が掲載されていますが、内容とは無関係です。

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